10月21・22日に宮城県のスポーツランドSUGOで開催された全日本モトクロス選手権第9戦(最終戦)で、KTMうず潮レーシング福山(KTM福山)からKTM 450 SX-Fで全日本モトクロス選手権のIA1 クラスに参戦した#166 星野優位選手が、決勝ヒート2で悲願の優勝を獲得した。

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決勝レース当日は大型台風の接近によりコースはヘビーマディーの悪コンディション。大坂などコースの一部がショートカットされる中での開催となった。

大変厳しいコース状況の中で、星野優位選手は決勝ヒート1ではカワサキ、ホンダ、ヤマハ、スズキのファクトリーライダー勢に続く6位でフィニッシュした。

続くヒート2では、大外から好スタートを決めてホールショットを奪うと、一時は2番手に20秒以上の差を付けて独走。

ラスト2周で過去8回のIA1チャンピオンの実績を持つTeam HRCの成田亮選手から激しい追い上げを受けたが、ファイナルラップでファステストをマークする素晴らしい走りで逃げ切り、全日本モトクロス選手権IA1クラスで自身2回目のヒート優勝、そしてKTM 450 SX-Fで参戦してからは初めてのヒート優勝を達成した。

 

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星野優位選手のコメント
「KTMに乗るのは2年目ですが、昨年はケガでシーズン後半を棒に振ってしまい、今季もここまで表彰台に立つことができず、悔しい思いをしてきました。今年中に優勝させるという約束を最後の最後で守れて、本当にうれしく思っています」

埼玉県出身の星野選手は4歳でモトクロスデビュー後、15歳で国際A級に特別昇格。2013年から最高峰のIA1クラスに昇格し同年の第7戦ヒート1で、同クラスの初優勝を飾っている。

常にIA1クラスのトップクラスを走りながら、ファクトリーチームとの差は埋めがたい状況であった星野選手は、昨年よりマシンをKTMにスイッチし新たなチャレンジに歩み出した。

KTMに乗り換えた昨シーズンの第2戦は星野選手の地元埼玉での開催。ここで2位表彰台にのぼり、KTMでの活躍も期待されていたところで怪我に見舞われ後半戦を棒に振ってしまう。

迎えた今シーズンは、常にファクトリー勢に続く上位でゴールを続け、ランキングもファクトリー以外のライダーでは最上位の6位を獲得している。

IA1は全日本モトクロス選手権の最高峰のクラスであり、国内4大メーカーのファクトリーチ ームのワークスマシンがしのぎを削っている中、星野選手のランキング6位獲得とKTMの市販車でのIA1クラス優勝は歴史的快挙であると言えるであろう。

【関連リンク】
KTM
KTM 450SX-F
星野優位オフィシャルブログ