藤原慎也ダカールレポート Vol.11 レーサーとしてリザルトへの渇望、そして葛藤
ビシャからアル・ヘナキヤを目指すステージ11は、総走行距離883kmというロングステージとなった。SS(競技区間)346kmの前後に長いリエゾン(移動区間)が設定されたこの日、藤原慎也を襲ったのは、コース上の難所だけでなく、極限の「睡眠不足」と「有刺鉄線」だった
午前3時起床、スタート直後の「有刺鉄線」
「昨日のステージで入った情報によると、ダニエル・サンダースさんが『鎖骨骨折仲間』になったそうです(笑) 」 (編注:サンダースはステージ10で鎖骨を骨折、残りのステージを走りきる宣言をしている)冗談交じりにそう語る藤原だが、ステージ11の一日は笑えないハプニングから始まった。 この日は総...