海外レースに参加する場合、バイクは現地でレンタルすることがほとんどだが、アジアクロスカントリーラリーでは自分のバイクをフェリーで運ぶことが可能だ。バイクの他にライディングギアや工具、スペアパーツなども一緒に運んでくれる。今回はシッピング編と称し、海外レース経験が豊富な増田まみがタイへ送る荷物を紹介しよう。

ジップロックで小分けにするのがミソ

画像: ジップロックで小分けにするのがミソ

アジアクロスカントリーラリーはタイ王国とカンボジアの未開拓の荒野を7日間走る。川渡りもあれば、砂埃にも襲われるし、激しいスコールに見舞われることもある。増田は現地での洗濯も考慮した上で4着のウエアを用意した。

「荷物は船で運んでくれるのですが、受け取ってみると雨ざらしでずぶ濡れになっていることも珍しくないから、中身は一つ一つジップロックに入れて、防水しておかないといけません。このジップロックも現地で重宝するんです」

と増田。

ラリー本番まではまだ一ヶ月ある。その間にJNCCに参戦する増田はヘルメットやゴーグルなどは送らずに自分で持っていくことにした。

「絶対に忘れちゃいけないのは、コレ」

画像1: 「絶対に忘れちゃいけないのは、コレ」

「どんな汚れもすっきり落ちる、これは絶対に必要」と増田が見せてくれたのはお気に入りの洗濯用洗剤。さすがは4児の母である。

画像2: 「絶対に忘れちゃいけないのは、コレ」

さらに洗濯物を干すためのピンチハンガーも。

画像3: 「絶対に忘れちゃいけないのは、コレ」
画像4: 「絶対に忘れちゃいけないのは、コレ」

こちらはお薬セットと熱中症対策となる塩タブレット、エネルギー補給食品など。国内ラリーでも万が一の遭難の危険性を考慮して携帯食品の所持が義務付けられている。海外ラリーともなると言わずもがなだ。

トラブルに備えた予備パーツ類

画像: トラブルに備えた予備パーツ類

予備パーツもこれだけ持ち込む。ハンドルバー2本にハンドガード、レバー、ステップ、ペダルはもちろんのこと。CRF250RALLYはトレール車ゆえにエアフィルターが湿式に比べて掃除の頻度が少なくて済む乾式だが、それでも水没や激しい砂埃が予想されるため予備を2つ持っていく。

CRF250RALLYにも対応しているカスタムパーツを多くラインナップしており、信頼性の高いZETA製品で固めた。

使いやすさと携帯性を考慮した工具類

画像1: 使いやすさと携帯性を考慮した工具類

こちらはタイへ送った工具の一部。汎用性のあるタイラップやロープ、携帯工具セットなど。タイヤレバーは使いやすさに定評があるMotion Pro製品をチョイス。

画像2: 使いやすさと携帯性を考慮した工具類

CRF250RALLYには車載工具セットがリアのシュラウド内に格納されているが、こちらにもMotion Proの携帯工具セットを追加。

いざ、シッピングへ

画像1: いざ、シッピングへ

横浜のDEPOへバイクと荷物を預けにいく。こちらが今回増田が預けた荷物のすべて。ガソリンは運べないのでガソリン缶の中身は空にして現地で購入する。タイヤはムース装着済みのDUNLOP、AT81を前後セットで持ち込んだ。

画像2: いざ、シッピングへ

似たような荷物が多いため、すべてに名前を書くことも大事。増田の場合は自分のステッカーを貼って目印に。

画像3: いざ、シッピングへ

マシンも預けてシッピングは完了。ここには他の参加者たちの車両もたくさん集まっており、CRF250Lでの参加者もいた。これでレース本番まで一ヶ月の間、マシンとはしばしのお別れとなる。

SUPPORTED BY

ヤマハのサイトはこちら スズキのサイトはこちら ホンダ ​​ KTM ハスクバーナ・モーターサイクルズ GASGAS FUMA+1のサイトはこちら Technix j1 j1

SPECIAL THANKS

ポカリスエットのサイトはこちら アライヘルメットのサイトはこちら

This article is a sponsored article by
''.