
1月7日(火) ステージ1 モロッコ
タンジェ~タルダ 754.24km
フェリーは予定通り1月7日の6時にタンジェの港に接岸。アフリカ・エコレースはアフリカステージに入り本格時な競技が始まった。ステージ1はタンジェからアトラス山脈を越えて南下、エルラシディアに近いビバークに至る750kmという長い工程。前半に含まれる約25kmの短いSSは、まさに小手調べれといったところだが、コースには分岐が多く、トリッキーなナビゲーションに翻弄され大きくタイムロスするライダーもすくなくなかった。
AER2020 ステージ1
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タンジェ港のスタートを待つリンドン・ポスキット

アトラス山脈を越える長いリエゾン
日本選手は全員ビバークに到着
日本から参加している選手では、杉村晋吾が2輪総合21位と順調な滑り出し。資延哲規、大塚正樹、増田まみも無事に長いリエゾンを走り切ってビバークに到着。SSVクラスの菅原義正・羽村勝美も順調だったが、梅田真佑がマシントラブルでストップし、未明の到着となった。
ステージ1を終えてのトップは、エンデューロ世界選手権・ダカールの経験も豊富、昨年もこのラリーで優勝したアレッサンドロ・ボットゥーリ。2番手には、自走で旅をしながら世界中のレースに参加するプロジェクト「Race to Places」で知られるリンドン・ポスキットがつけた。朝晩は零下、日中は15℃前後まで気温が上がるが風は冷たく、この寒さもライダーには試練になっているようだ。
AER2020 ステージ1 ビバークにて談話
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増田まみも順調

初日のSSを21位で通過した杉村晋吾