トライアンフが、2024年からFIMモトクロス世界選手権に参戦することを発表しました。同社は2021年からモトクロスマシンとエンデューロマシンの開発を進めており、今回の発表でモトクロスマシンの開発がレース参戦の段階にシフトしたことが明確になりました。計画としては、2024年に4ストロークの250ccマシンでMX2クラスへ、2025年に450ccマシンでMXGPクラスへの参戦を掲げ、MX2とMXGPクラスともにファクトリーチーム「Triumph Racing」としてレースに挑みます。また、参戦にあたり、同社はティエリー・チザット-スゾーニとヴィンセント・ベレーニとパートナーシップを締結。2人は2008年から2021年までの13年間、FIMモトクロス世界選手権でカワサキ欧州チームを運営してきた経験を持ち、チザット-スゾーニはチームオーナーとして、ベレーニはチームマネージャーとして80回以上の勝利を導いてきました。なお、プロトタイプの開発はトライアンフ本社があるイギリスのヒンクリーを拠点に行われていますが、レースチームの活動はチザット-スゾーニが所有するオランダのレース施設を拠点に行う予定とのこと。

画像: Triumph Presentation | Monster Energy FIM Motocross of Nations 2022 #MXGP #Motocross youtu.be

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画像: 左:トライアンフCEOニック・ブロア、右:ティエリー・チザット-スゾーニ

左:トライアンフCEOニック・ブロア、右:ティエリー・チザット-スゾーニ

トライアンフECO ニック・ブロアコメント(編集部捗訳)
「ティエリーとの契約は、最高峰のレースに参戦するというトライアンフが掲げる長期的な目標を実現するものです。私たちは世界クラスのパフォーマンスを届けるという情熱に溢れていますし、ティエリーと彼のチームが経験してきたことは、激しい競争の中で名を残していくという野望を叶えるためにかけがえのないものです。私たちがFIMモトクロス世界選手権にファクトリーチーム「Triumph Racing」として参戦することは、一流のオフロードレーシングへの新たな一歩となるでしょう」

ティエリー・チザット-スゾーニ(編集部捗訳)
「トライアンフはモトクロスバイクの開発に全力で取り組み、FIMモトクロス世界選手権の参戦を実現する段階にいます。そして、私のチームが公式のトライアンフレーシングチームとしてMX2クラスとMXGPクラスに参戦できることを嬉しく思います。トライアンフCEOのニック・ブロアと取締役の方々は、このプロジェクトの長期的な野望を明確にし、ファクトリーからはたくさんの熱意を感じました。彼らのこれまでの進歩を嬉しく思いますし、素晴らしいことだと思います。ヴィンセントと私のチームスタッフは、2024年のMX2クラス参戦に向けて、ヒンクレーの施設でエンジニアとともに競争力のあるマシンを仕上げているところです。私自身MXGPに戻れることが嬉しいですし、トライアンフとともにレースを行うことが楽しみです」

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