ダカールラリーステージ1「リッキー・ブラベックがリード。昨年の覇者サンダーランドがリタイア」

リエゾン234 km 、スペシャルテスト 367 kmのステージ1。荒野を駆け抜けるルートは比較的高低差も少ない。昨年の優勝者であるガスガスのサム・サンダーランドは、わずか52km地点でクラッシュ。背中を傷めて病院へ搬送されたが、肩甲骨の骨折と脳震盪とのことでリタイアを喫するという波乱の幕開け。

トップフィニッシュはホンダのリッキー・ブラベック。その背後にはKTMのケビン・ベナバイズ、トビー・プライスとトップ3を優勝経験のある3人が占めた。

ブラベックは「目標は、ルートを切り開いてトップゴールすることでは無かったんだけどね。とても気分はいいし自信にも満ちあふれているが、レストデイまでは毎日好ペースを維持してトップ10にとどまるようにしたい」と、新レギュレーションにも慎重な対応を見せる。2位フィニッシュのベナバイズも「ブラベックからは1分ほど遅れているが、自分の結果には満足している。明日のベストスタートの位置はわからないが、ブラベックを追いかけるつもりだよ」とコメント。