全14ステージからなる2023年のダカールもいよいよ大詰めとなった。ステージ11-12はビバークではなくキャンプ地に宿泊、2日の間にサポートを受けることができないマラソンステージ。しかもEmpty Quarterと呼ばれる「何もない土地」の砂漠がその舞台となる

画像: Extended highlights Stage 11 #Dakar2023 - #W2RC youtu.be

Extended highlights Stage 11 #Dakar2023 - #W2RC

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ステージ11を制したのは、この2023年ダカールで3度目の勝利となるルチアーノ・ベナビデス。まさに今ダカールの山場と言うべき砂漠地帯の最後のマラソンステージで「今日のナビゲーションはそれほど難しくなかった。課題は、砂丘の中で一番速いラインを見つけようとすることだったんだ」とルチアーノ。

画像: ルチアーノ・ベナビデス

ルチアーノ・ベナビデス

画像: スカイラー・ハウズ

スカイラー・ハウズ

ステージ10の優勝者ロス・ブランチは2分34秒のボーナスタイムを得ても19位と低迷。2位だったビバレンも17位と、まさにダカールラリーならではのシーソーゲームとなっている。彼らはステージ12でスパートをかけられることになるのだが、ステージ11のスペシャルステージが274kmなのに対して、ステージ12は185km。ステージ13が154km、ステージ14が136kmとだいぶショートなステージが終盤は続く。つまり大差をつけられるのはこのステージ11までという想定がされるのである。作戦通りスカイラー・ハウズはステージ10でスタート順を遅れさせ、このステージ11でスパートをかけ再びトップに躍り出た。2番手トビー・プライスとは28秒差。3番手ケビン・ベナビデスとは2分44秒差と、このトップ3は予断を許さない状況である。トップを維持してきたアメリカンのハウズを追う二人は、二人とも総合優勝経験者だ。

画像: ホンダの優勝はパブロ・キンタニラ、エイドリアン・ファン・ビバレンの手に委ねられた

ホンダの優勝はパブロ・キンタニラ、エイドリアン・ファン・ビバレンの手に委ねられた

メーカー別で考えれば、ハスクバーナとKTMの同門対決という大勢。ホンダはステージ11終了時点でパブロ・キンタニラが総合4番手でトップと14分差。総合5番手にはエイドリアン・ファン・ビバレンで15分24秒差。どちらも残りの3ステージで追い上げていくにはだいぶ難しい局面だ。ホンダのゼネラルマネージャーであるルーベン・ファリアも、この苦しい状況をダカールラリー前半の芳しくない成績と、リッキー・ブラベックを失ったことを嘆いているものの「This is the Dakar Rally and we have to fight and believe until the end of the race!」と檄を入れるコメントを残している。

画像: Bikes and Quads Top moments - Stage 11 - #Dakar2023 www.youtube.com

Bikes and Quads Top moments - Stage 11 - #Dakar2023

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ステージ11順位

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総合順位

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