先週末はOff1編集部はJNCC爺ヶ岳で取材でした。なんと、発表されたばかりのYZ85の2019モデルがレースデビュー。もちろんライダーは鈴木健二氏。間違いなく来年の全日本モトクロスを面白くさせてくれるマシンだと証明してくれましたよ!

ホンダのお膝元、HSRで山本・能塚がピンピン 全日本モトクロス第5戦

今年は開幕戦と第5戦で2回開催される九州大会。IA1クラスでは今シーズンはまだ優勝がなかった昨年のチャンピオン山本鯨がピンピン! 2位は小方誠、3位は新井宏彰で1〜3位は2ヒートとも同じ結果に。現在ランキング1位の成田亮は4-5というリザルト。

IA2クラスでは能塚智寛が地元でピンピンを獲得。前戦ヒート2でノーポイントを喫しましたが、今大会はランキングを争っている古賀太基がヒート1でノーポイント。まだまだIA2は楽しくなりそうですね。

レディスクラスは九州出身の畑尾樹璃が今シーズン3勝目。畑尾とチームメイトの川井麻央は開幕から5戦連続表彰台!

JNCC爺ヶ岳は波乱の結果 中島敬則が初優勝

今シーズン、チャンピオン小池田猛が無敵の強さを誇っていたJNCC。今大会はIRCが招待したアメリカ人ライダー、M・アンソンと小池田猛が両者クラッシュしてリタイヤ。さらに渡辺学が全日本モトクロスのため不在。今シーズン初出場の斉木達也もマシントラブルでリタイヤ。その波乱のレースを制したのはJECでも調子を上げている中島敬則。2位に齋藤祐太朗、3位に和田卓也とフレッシュな顔ぶれに。

そして冒頭でも触れましたが鈴木健二はなんとつい先日発表されたばかりのYZ85(2019モデル)で出場。もちろん全世界初。多くのフルサイズレーサーがスタックする難所コンプガレも軽々と登りきり、総合5位という驚異の成績を叩き出しました。

ハーリングスの快進撃が止まらない MXGP

PHOTO by Ray Archer

第10戦フランスGPが開催。MXGPクラスでは今シーズン盤石の強さを見せているKTMのJ・ハーリングスがまたもや1-1という結果に。なんとこれまでの10戦20ヒートのうち16ヒートで優勝。優勝を逃したヒートもすべて表彰台に乗っている無敵ぶりです。

MX2クラスでもKTMのJ・プラドが3-1で総合優勝。

WESS第3戦 Trèfle Lozérien AMV

PHOTO by WESS official

ワールドエンデューロスーパーシリーズ第3戦はフランスで開催されたTrèfle Lozérien。第2戦のエルズベルグロデオとはうってかわって、グラストラックを使ったハイスピードレースです。スペシャルテストのタイムを競う3日間に渡っておこなわれるレースを制したのは地元フランスのLoic Larrieu(ヤマハ)。