世界のダートバイクフリークから注目されているCRF450Lが、いよいよ9月20日をもって発売開始。それにともなって一般向けの試乗会もおこなわれはじめている。今回はいなべモータースポーツランドでおこなわれたホンダオフロードミーティングにて、デモランをおこなった釘村忠のファーストインプレッションを速報したい。

PHOTO、interview/SHINSUKE MAGARIBUCHI

釘村忠
全日本モトクロスのファクトリーチームを渡り歩いた、トップランカー。現在はエンデューロに取り組んでおり、2017年全日本チャンピオン。全日本を戦う愛車はCRF450RXで、持ち前のセットアップ能力できっちり仕上げてある。本稿は、CRF450RXとの比較においても大きな意味を持っており、450をレースレベルで扱えるライダーの印象を書きおこしたものだ。

低速のトルクは扱いやすく、エンジンは好印象

「低速は、とても扱いやすいですね。コーナーの立ち上がりなどでとても開けやすい印象です。高回転に関しては数値上の馬力ほどローパワーなイメージは無いです。なんだろう、普通に走れるじゃないかって思いました。

高回転までまわさずに、はやめにシフトアップしていくような乗り方をすれば、十分に戦えると評価しています。オフロードコースを走る分には問題ありません。

アクセルをふかしてみた感じは、鋭いピックアップでレーサーっぽいのですが、乗ってみると不思議と450が自分で扱えるレベルのマイルドさに仕上がっているのにびっくりしました。そこまで経験がなくても、バイクに振り回される感じではないです」と釘村はファーストコメント。450なりの楽しさと、扱いやすさが同居するといったらいいだろうか。

モトクロッサーなみの軽さを感じる車体

CRF450Rにくらべて、重量増となっている車体だが「乗った感じは、とても軽いです。450っぽくない感触ですね。ちょっと言い過ぎかもしれませんが、CRF450RXよりも軽いと思えるくらい」

「サスペンションも、とてもよくて、クリック調整だけでいろいろと対応できそうなほど、仕上がりがいいです。入り口だけでなく、踏ん張ってくれるし、ジャンプに対応しているサスといってもいいと思う」と。この手のマシンの感触は、サスの沈み込みが重さに感じるところが多く、しゃきっとしていることが軽さにつながることが多い。実重量ではなく、車体の仕上がりこそが「軽さ」につながったというところだろうか。

「ネットやSNSでいろんな評判がでていたので、乗ってみて自分で評価してみたいと思っていたところでしたが、とてもいいバイクだと思いました。いろんなところに行けるでしょうし、コースインすることにもためらいがないバイクだと思います。このバイクのおかげで、選択肢が増えたことを評価したいですね」とのこと。

この後、釘村のインプレは別日にも濃厚なものを掲載予定。お楽しみに。