サウナの中には、この鉄製のストーブが入っている。ここに薪をくべていくシステムだ。もちろん、煙突で煙を外に排出する。

ストーブの下段が、窯。上段には水を入れる。二重煙突の外側を通って水蒸気が熱され、テント内に高温スチームを満たすわけだ。スペック上、気温90度を超える。

連載「バイクサウナ」は、もちろん普通にバイクでサウナへ行くこともあるけれど、基本的にはバイクでしか到達しそうにない場所へ行き、テントサウナを実行し、自然とセッションをすることを多めに扱っていく。自然とセッションをする。大事なところは二度言うことにしている。

キャンプ場に行けば、薪は販売しているのだが、サウナストーブに入る薪は30cm以内。これになかなか当てはまらないことや、薪自体がしょぼかったりするので、薪を持参することが推奨される。なお、薪は広葉樹が望ましい。杉のような針葉樹はすぐにもえてなくなってしまうからだ。このあたりは、薪ストーブに詳しい人なら、よく知っているはずだ。

テントサウナにハマってから、薪の調達について調べるようになって、斧を選ぶのが愉しくなった。人生はテントサウナで垂直に上を向く。

現地に着いてテントを立てたら、まずは薪を割ることからはじまる。焚きつけとよばれる細い薪を作って、火種を作るためだ。

ガンガン燃やしていく。この火の調整が、テントサウナの難しいところ。常に最大火力で燃やしていかないと、スチームが熱くならないのである。