思った以上にガッシリする

最弱は、スタンダードより弱くなっているようだけど、あまり感じない。アジャストを強めにすると効果は誰にでもわかる形で現れる。10000円台のパーツで、ここまでしっかりした感触が得られるなら、とてもコストパフォーマンスに優れていると思う。ファーストインプレッションで言うと、フロント上がり気味の姿勢になる。普段から乗っている方なら、たぶん同じことを思うだろう。

ダートで走った感触で言うと、サスのレスポンスが違う。セローのサスは、アクションに対して沈み込みすぎてしまって、返ってくるタイミングが遅すぎるきらいがあるんだけど、最強にしてみるとレスポンスが掴みやすいタイミングになる。だから、フロントアップにも効果があると思う。

ZETA フロントフォークトップキャップ イニシャルアジャスタータイプ SEROW250

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ダートフリークでは、荷物積載に効果があると映像で主張しているけれど、これは明らかにダートでハードブレーキングしたような時にも、効果がある。フロントのノーズダイブが、あるていど収束してくれるので、前後にふられづらくなって、結果的にしっかり感が出る。

街中では、ダートよりもわかりやすいかもしれない。いちいち交差点のたび、いやスロットルオフ時にノーズダイブしていたサスペンションが、だいぶ安定するのがわかる。特に「セローの公道走行、のりづらいと思ったことはないよ」という人も、たぶん乗りやすさを感じ取れるはずだ。ただ、前述したとおりフロント上がりの姿勢になるのと、そのせいかハンドリングが軽くなるような感触もある。

言うなれば、スプリングの初期を殺しているわけだけど、だからといってサスペンションにコツコツ感を感じたりすることもない。悪影響をおよぼすほどのアジャスト幅はないから、あらゆるシチュエーションで試してみるといい。17mmのレンチさえあれば、いつでも調整できるのだから。

※プリロードと車高の関係性を誤って書いておりました。ここに修正し、お詫び申し上げます(6/17)