1週間にわたって、テネシー州ロレッタリン・ランチで開催されるロレッタリンMXもすでに3日目。レースウィークも折り返しといったところだ。2日目に、華麗な勝利を得た下田は、勢いそのままにOpen Pro Sportのヒート2へ臨んだ。

1周目15番手。どうにもスタートが決まらない

集団にまきこまれる、JS47下田丈

「荒れれば荒れるほど、得意」と下田が言うだけに、跳ね上げられるようなシチュエーションでも安心感がある。そして怪我もしないから成長率がいい。下田は、世界に名を連ねられる素質を持っていると言える

このヒート、またも下田はスタートをミステイク。15番手からの立ち上がりで、オープニングラップで10番手まで追い上げた。ここまでのヒートで、下田のライバルと言うべきジェット・ローレンスはきっかり前を引く体勢へ。250MX Proヒート2と、似た展開となる。下田は、やはり立ち上がりのペースを上げられず、なかなか前走車を刺せない序盤を強いられた。