一通り20MYのKTMに関してインプレッションを終えたところだが、補足事項としてKTMエンデュランサーに関する権威である、KTM東海オープンエリア中嶋宏明氏から「新型のセットアップ法」を取材させていただいた。

前橋孝洋の本番車

日本でおそらくはじめて2020MYのマシンがレースに参戦したのは、先日おこなわれたJEC Rd.3-4日高2デイズエンデューロ。チャンピオンの前橋孝洋がライドした。

エキゾーストは色々ためした結果、FMFに落ち着いたという。アクラポヴィッチが主流だが、FMFもパワーパーツとしてラインアップされている。

中嶋氏が推すパーツその1、チェーンガイドガード。スイングアームの取り付け部を守るパーツで、かつてはファクトリーパーツだったが、現在はパワーパーツとして定番。

ACERBISのフレームガードもイチオシ。「グリップしやすくなるので、マシン保護だけでなくライディングに影響するパーツですね」とのこと。