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急開時のパワー不足は、豪太のコメントというよりは僕が実際に乗ってテストしてみて感じたウィークポイントです」と。GOSHI Racingにとって、450の開発は初年度にあたるわけだが、フィーリングとしては相当にいいところまで煮詰めきったといえるのかもしれない。

だが、レースは水物だった。

大塚を体調不良が襲う

SUGOでのクラッシュを癒やした後、大塚は北海道へ向かった。「富田俊樹選手らと、トレーニングに行きました。一軒家借りて、しっかり合宿しようと。僕は面識なかったんですが、せっかく来るならと言うことで札幌にあるジャッジメントの沼田誠司さんのところにお世話になることに。整備させてもらったり、トレーニングしたり、2〜3週間しっかり追い込みました。他のトップライダーの取り組みをしっかりみせてもらって、それを帰ってきてから実践してきました。特に、トレーニングに関しては量というより、質が違いましたね。とにかく、そんなわけで体力も上がっていて、今回は自信が相当あったんですよ。