年間チャンピオンがかかった最終戦。絶対にライバルに負けたくないという闘争心から、熱いバトルが繰り広げられた

バトルを通してライバルの攻略法を掴む、65ccクラス

小磯銀士選手(#10)

ファースト65クラスでは各所でバトルが展開。ヒート1では巽選手と小磯選手が1周目から接近戦を繰り広げます。トップで1周目を通過した小磯選手は巽選手を引き離し、巽選手は小磯選手に食らいつく。両者譲らない熱いバトルが展開していきます。しかし、2周目に巽選手が転倒。リカバリーに時間がかかり、追い上げを図るも4位でヒート1を終えました。

三輪一郎選手(#30)

後方では、三輪一郎選手とコウタ選手の3番手争いが展開されます。スタート直後の混戦を制したのは三輪選手。コウタ選手を徐々に引き離し、ヒート1で2位を獲得しました。

三輪選手(#30)、巽選手(#60)

ヒート2は三輪選手と巽選手が2番手を争います。好スタートを切った三輪選手は2番手で1周目をクリア。スタートに出遅れた巽選手は3番手から三輪選手との距離を詰めていくと、レース終盤には三輪選手の背後に。しかし三輪選手のガードも固く、最終周まで攻防戦は続きました。巽選手が仕掛けるも、三輪選手は最後まで2番手を守り抜き、そのままの順位でフィニッシュを果たしました。

なお、年間チャンピオンは小磯選手と巽選手が1ポイント差という僅差で争っていましたが、今大会の結果を受け、小磯選手がチャンピオン獲得。安定した走りが勝利につながりました。

小島庸平のワンポイント・コメント!

小磯選手と巽選手は同じレベルのライバルで競い合う関係。お互いにとってすごく刺激的だと思いますし、2人のバトルは見ていても楽しかったですね。前を走る2人を目指して走るライダーもいて、全体的に高め合っている良いレースでした。

齋藤輪選手(#89)

スーパー65クラスはフルコースで開催されました。午前中に行われたヒート1では、前日の雨の影響が残っている路面も。そんな中、路面に怯むことなくスピードを乗せて走っていたのが齋藤輪選手です。スタートでは齋藤極選手がホールショットを獲得するも、2コーナー目でトップに浮上。テーブルトップを綺麗に飛び切る開けっぷりはクラスの中でダントツで、3ヒートとも序盤からリードを拡大していきました。見事パーフェクトウィン。年間チャンピオンも獲得しました。

平山蒼星選手(#27)、水谷倫都選手(#95)

トップ3が独走状態になる中、ヒート1では平山蒼星選手と水谷倫都選手による4番手争いが白熱。1周目から1秒差の間隔でリードを保っていた平山選手でしたが、レース終盤になると水谷選手が攻めの走りを見せます。スピードを落とさず平山選手に迫りパス。ラストラップで4番手争いを制しました。

小島庸平のワンポイント・コメント!

齋藤輪選手はぶっちぎりの速さでしたね。ジャンプ、アクセルワーク、コーナリング、一つ一つに自信を感じる豪快な走りでした。2位になった齋藤極選手は、スタートがとてもよかったですね。開けっぷりも良いですが、全体のスムーズさを意識するとさらに良いと思います。