毎年メキシコで行われるデザートレース「バハ1000」で11回の優勝を記録したジョニー・キャンベル氏が、ホンダとパートナーシップを結んで30周年を迎えました。30周年を祝うセレモニーでは、キャンベル氏が使用していたマシンや、彼が開発に携わった2023モデルのCRF450X/CRF450RX/CRF250RXが並び、実際に乗って楽しむ姿も見られました。当時キャンベル氏の活躍を見ていた方にとっては懐かしさを感じる嬉しいニュースではないでしょうか。

なお、キャンベル氏は、1992年にオフロードレーサーとしてホンダに加入。ネバダラリーやバハ1000での優勝、ダカールラリーではプライベーターとして出場し8位入賞という好成績を収めてきました。また、レース活動のみならず、XR650RやCRF450Xの開発、最近では2020年と2021年のダカールラリーでリッキー・ブラベックとケビン・ベナビデスが使用したファクトリーマシンCRF450 RALLYの開発にも携わるなど、マシンの開発面においても貢献してきました。

ジョニー・キャンベルコメント(編集部捗訳)
「アメリカホンダとの関係を続けてこれたこと、感謝の気持ちでいっぱいです。このセレモニーは、仕事やレース、新たなマシン開発やライダー育成など、改めてこの30年を思い返す機会となりました。アメリカホンダとの関係を築いてこれたことは、とても感動的であり、誇らしく思います。素晴らしいキャリアを積んできたことはとても嬉しいですが、これは引退パーティーではありません。まだまだやりたい仕事はあるため、これからもこのパートナーシップを続けていきます!」