12月14日、埼玉県川口市のショッピングモール、イオンモール川口の2階にトライアンフ埼玉川口がオープンした。

このトライアンフ埼玉川口は通常のディーラーと同じ機能を有しており、車両、アパレルの販売はもちろん、試乗や整備などもこなす。2024年5〜6月に同地域でオープン予定のロードサイド店ができるまでの間、このイオンモール内で営業を行うとのこと。

モール内の大型デジタルサイネージでも大きくオープン告知が行われていた。

店舗内にはTIGER 900 RALLY、ROCKET 3 GT、BONNEVILLE T120の3車種が展示されていた。このBONNEVILLE T120は見る角度によって色が変わって見える限定色「BLUE STEALTH EDITION」だ。

来年発売予定の400ccモデル、SPEED 400とSCRAMBLER 400も、近いうちにここに並ぶことになるだろう。

オープニングセレモニーではトライアンフジャパン代表取締役の大貫陽介氏、トライアンフ埼玉川口を運営するGRAZ AUTOMOTIVE HOLDINGSの中山大輔氏、オープニングスタッフたちが挨拶を行った。

中山大輔氏
「二輪のディーラー店舗は幹線道路沿いにお店を構えるのが通常ですが、そうなるとオートバイを買いにくるお客様しか来店されません。一方、こういったショッピングモールでは不特定多数の方が来場されます。このイオンモール川口も休日には1日に3〜4万人の来客があるそうです。ここで新店舗を出すことで、これまでオートバイに興味のなかったお客様の目に留まることになります。もちろん弊社にとっても初めての試みで、通常のディーラー運用とは違った新しいチャレンジになっています」

このように、ファミリー向けのアパレル店に囲まれてトライアンフのポップアップストアがショッピングモール内にあることは、とても新鮮だ。中山氏の言葉通り、初めてトライアンフのオートバイを見る人が多く訪れることだろう。