カワサキモータースジャパンは2026年6月3日、新世代2ストロークのクロスカントリーレーサー「KX327X」の国内導入を正式に発表しました。米国での発表から大きく間を置かず、価格・カラー・発売時期がはっきりと示された形です。メーカー希望小売価格は1,089,000円(本体価格990,000円+消費税99,000円)、カラーはライムグリーン(GN2)の1色、発売予定日は2026年冬頃となっています

カワサキ自身が「19年以上ぶりの250cc超え新型2スト」と明言

国内モデルインフォメーションでまず目を引くのが、「カワサキは19年以上の時を経て、再び250cm³を超える新型2ストロークモデルを設計しました」という一文です。米国向けの「2-STROKE REVOLUTION」「THE NEW ERA BEGINS」というキャッチコピーよりも、ある意味でぐっとくる重みのある書き方です。KDX220SRや初代KX500の系譜を覚えているライダーには、ここだけでもKX327Xの位置づけがズシンと伝わってくるはずです。

コンセプトは「THE BIKE THAT BUILDS CHAMPIONS」。サブタイトルは「荒野を駆け抜けるための新2ストロークKX」とされ、モトクロス専用機としてではなく、クロスカントリーを主戦場とするモデルであることが明確に打ち出されています。

国内発表の時点で、メーカー希望小売価格1,089,000円という値段が、フルサイズ2ストエンデューロ/クロスカントリー機としては相当に「攻めた」プライシングであることが見えてきました。アルミペリメターフレーム+FI制御+電子制御排気デバイス、というパッケージで、欧州勢のフラッグシップ機と真っ向勝負を仕掛けにきた1台。詳しい主要諸元の続報と、実車のデリバリーが楽しみな冬になりそうです。

なお、今回のKXシリーズ国内リリースでは北米で発表されている2ストモトクロッサーKX327は含まれていません。

Kawasaki
KX327X
1,089,000円(メーカー希望小売価格/税込・本体990,000円+税99,000円)
カラー:ライムグリーン(GN2)
発売予定日:2026年冬頃