世界一とも言われるオーストリアで行われるハードエンデューロレース「エルズベルグロデオ」のレース形式を模して、昨年から北海道日高町で開催されるようになったHIDAKA ROCKS。2年目の今年はコースレイアウター山本礼人いわく「コース難易度が2倍、距離は1.5倍」に拡大、さらなる進化を遂げていた。

脳汁あふれる6速フルスロットルを体感、予選1「アイアンロード」

HIDAKA ROCKSの予選は2つに別れていて、鉱山の運搬路に設けられたフラットダートでのタイムアタック「アイアンロード」が土曜日の昼間に行われた。

見通しの良い砂利道を可能な限りの速度で駆け抜ける。クローズドのため当然、速度制限などというものはなく、オフロードで6速フルスロットルに入れることができるのが、最高に気持ちいい。

今年は予報に反して朝から小雨が降り続き、中腹から濃霧が発生して見通しが悪くなっていった。特にG-NETクラスの後半(予選のスタートはゼッケン順)のライダーがトライしていた時間は視界が悪く、ホビークラスの頃にはまた少し回復傾向にあった。

和泉拓 Beta RR4T350

ここでトップタイムを叩き出したのは昨年の覇者、和泉拓。マシンはBetaのRR4T350。タイヤはフロントがIRCのiX-07s、リアにはFIMのBR99を使用したという。タイムは3分34秒。

飯田晃久 Husqvarna TE250i

続いては地元・北海道から参戦の飯田晃久。昨年は決勝レースでも3位に入った猛者で、スピードだけでなくテクニックもG-NETトップクラス。タイムは3分40秒。

内嶋亮 Beta RR2T200

和泉、飯田の2名は昨年の経験があるが、同タイムで3位に入ったのは今年初参加の2名。MTBのファクトリライダーという経歴をもつ内嶋亮と、エルズベルグロデオの決勝にも出場したことがある九州から参戦した水上泰佑だ。

竹田昇太 KTM 150XC

また、ホビークラスながら多くのG-NETライダーを下し、北海道の竹田昇太が8位に入った。