端正なスタイリング

編集部的に賞賛したいのは、完成度の高い「オフロード」なテイストを下支えする、リアまわり。フェンダーとの大きくとられたクリアランスこそ、「これならサスストロークがしっかりあるはず!」と思わせてくれる証。思い切ったブロックハイト高めのオフロードタイヤが履けそうなのもイイ。

 

斜めまえからみても、存在感の強いリアキャリア。メインフレームカバーのナローな具合も、しっかり再現されているのがニクイ。

骨太感あるフロントショット&バックショット。

車体左側からみると、さらにオリジンのハンターカブに近いイメージを受ける。エアクリーナーの処理だけではない。ディスクブレーキながら、ドラムっぽいハブのフロントホイールなど、雰囲気がしっかり「ハンターカブ」している。

比較されがちなCC110とは、このメインフレームあたりの造形が別物。ナローなスタイリングで、スマートなガジェット的、と言うより、ホールアースカタログに掲載されるような道具感がいい。いなたさ、アウトドア感。

つめあとがマットで隠れたロゴデザインは、コンセプトモデルからの踏襲。

こちらが旧C110ハンターカブ全景。