バッテリーとモーターを積んでいるため、E-MTBは重くなりがちです。しかし、その中で極めて軽量なのがこのLevo sl。平均的なE-MTBが約20〜23kgに対してこれは18kgと格段に軽く作られています。その軽さゆえに乗り心地もコンベンショナルなMTBに限りなく近く、下りにおいてはアシストがあることを忘れてしまうほど。このコンセプト、待ってた人多いんじゃないですか?

え、こんなところが工具入れ?

なんの変哲もないハンドル周りですが、中央のステアリングコラムを回すと…

中から携帯工具セットが顔を出します。スマートに収納されているので、言われなきゃわからないですよね

工具が無いのは不安ですが、1つでも持ってると何かあった時に心強いですよね。E-MTBの中でも車載工具を積んでいるマシンは珍しいとのことです。

今回はこんな感じでサドル調整に使いました。六角レンチやトルクスが揃えられているのも嬉しいポイント

工具が無いのは不安ですが、1つでも持ってると何かあった時に心強いですよね。E-MTBの中でも車載工具を積んでいるマシンは珍しいとのことです。

電動自転車ではなく「E-MTB」という新しい乗り物

内嶋亮 元MTBプロライダー・JNCC-AAライダー

「E-MTB(電動MTB)という響きからどうしてもアシスト自転車をイメージしてしまいますが、そうではなく"E-MTB"は新しい"乗り物"として捉えてほしいですね。もちろん見た目は自転車ですが、乗ってみると体感はまさにバイク。あえて言うなら自転車以上バイク未満の乗り物です。オフロードライダーこそぜひE-MTBを体験しみてください」