レースをリードするホアン・バレダ。それに追従するTOP集団。

トビー、マティアスが苦戦、脱落していく中、第一WPで一気にトップに躍り出たのが20位スタートのホアン。過去6年で24回のステージ優勝を果たしたその実力は、デューンにも怯むことはなかった。第一WP以降ホアンはTOPをキープ、チームメイトのリッキー・ブラベックだけでなく、ダニエル・サンダース、パブロ・キンタニラ、アドリエン・ファン・ビベレン、等の他メーカーのライダーも安全策をとってか、ホアンにつかず離れずのポジションでレースをフォロー、上位でステージ2を終えた。

ダニエルは最後のWPの手前でミスを犯し、トップ集団に少し遅れるものの、KTM勢最上位の9位でゴール。

砂漠地帯のオフピストでは、安全に走るために前走者の跡を追って行くのが定説。先頭を走るライダーはナビゲーションを後続よりも正確におこなう必要があり、ペースをあげづらい

ステージ2順位表(暫定結果)

順位ゼッケン#ライダーメーカータイムタイム差ペナルティ
188J. BARREDA BORT・ESPHONDA4:17:560:00:000:00:00
21R. BRABEC・USAHONDA4:21:510:03:550:00:00
32P. QUINTANILLA・CHLHUSQVARNA4:23:580:06:020:00:00
418R. BRANCH・BWAYAMAHA4:29:500:11:540:00:00
54JI. CORNEJO FLORIMO・CHLHONDA4:30:020:12:060:00:00
642A. VAN BEVEREN・FRAYAMAHA4:30:380:12:420:00:00
711S. SVITKO・SVKKTM4:32:110:14:150:00:00
877L. BENAVIDES・ARGHUSQVARNA4:33:170:15:210:00:00
921D. SANDERS・AUSKTM4:34:270:16:310:00:00
1012X. DE SOULTRAIT・FRAHUSQVARNA4:35:200:17:240:00:00

各メーカー拮抗の総合順位

TOP10には各メーカー1〜3名が入る実力拮抗の状態。このまま牽制し合うのか、どこかで仕掛けるのか。KTMファクトリーは現状はTOP10外だが、後半に向けて確実に順位を上げてくるのが、例年の流れだ。Hondaファクトリーとしてはできる限りリードを広げておきたいが、判断ミスは命取りになる。複雑なナビゲーション、常に変化する路面と戦いながら、各ライダー難しい立ち回りが求められるのがダカールラリーだ。

総合順位(暫定結果)

順位ゼッケン#ライダーメーカータイムタイム差ペナルティ
88J. BARREDA BORT・ESPHONDA8:15:380:00:000:00:00
21R. BRABEC・USAHONDA8:22:010:06:230:00:00
318R. BRANCH・BWAYAMAHA8:22:150:06:370:00:00
42P. QUINTANILLA・CHLHUSQVARNA8:22:540:07:160:00:00
512X. DE SOULTRAIT・FRAHUSQVARNA8:24:030:08:250:00:00
642A. VAN BEVEREN・FRAYAMAHA8:24:120:08:340:00:00
777L. BENAVIDES・ARGHUSQVARNA8:24:450:09:070:01:00
89S. HOWES・USAKTM8:25:090:09:310:00:00
911S. SVITKO・SVKKTM8:26:010:10:230:00:00
1015L. SANTOLINO・ESPSHERCO FACTORY8:26:290:10:510:00:00