アズテック(GET JAPAN)から、SAKURA Racing EXHAUST Yamaha YZ250F と専用のGET ECUが発売。昨年までも、この組み合わせは全日本などのハイエンドなレースを舞台に信頼されてきたが、2021モデルではさらなる進化を遂げたという。

開発の裏にある惜しみない情熱

開発するにあたり最初にぶつかった壁は、サクラ工業(ヤマハ車の純正マフラーを製造している企業)が21年モデルのエキゾーストを開発していなかったのこと。21モデルのYZ250Fはビッグマイナーチェンジだったから、特性も大きく前モデルから変更されていた。そのため、19-20用のサクラエキゾーストを用いてECU側で特性を補うしかなかった。

以前はイタリアのGET(本社)が開発した基本マップを使用し、国内で開発を煮詰め、サクラエキゾースト+GET ECUの推奨マップとしていた。この旧タイプは、ライダーの8割程が満足できるレベルのものだったという。

21モデルのエキゾーストはどのようにして生まれたのか

開発メンバーは次のように話す。
「現行のサクラエキゾーストを、新YZ250Fのエンジン特性に適合させることは日本でも可能でした。しかし、このセットを検討されるユーザーに、より満足してもらえる物を作りたい。そのためには、イタリアのGETラボを使って最適化を図った方がより良い物が出来るのではないか、と言う結論に至りました」

GETのラボでは、年間スケジュールが決まっているという理由で、最初は断られてしまったが、「その開発費を弊社が負担するという事と日本での我々の仕事内容を理解してもらい今回特別に対応してもらえました」とのこと。約8年にわたるGETジャパンとGETとの付き合いが、実を結んだのだ。

取り付けイメージ
※写真は21モデルではありません