レストデイを挟んで、後半戦がマラソンステージでスタート。マラソンステージは2日間に渡る戦い。ステージ期間中は、チームスタッフからのサポートが禁止されていて、ライダー自身が車両のメンテナンスをしなければならない過酷な2日間。例年、大きな動きがおこるのも、コレだ。その1日目となるリエゾン334km、SS375km、計737kmのロングステージを制したのは、前回王者のリッキー・ブラベックだった。
画像: ハイルからサカーカに向かう。

ハイルからサカーカに向かう。

画像: マラソンステージ1日目を制した王者リッキー・ブラベック。
ダカールラリー ステージ7

ルートを切り開くライダー

トップでスタートしたHondaファクトリーホアン・バレダ。それに続いて、Yamahaファクトリーロス・ブランチ、KTMファクトリーのダニエル・サンダースとメーカー入り乱れたトップ集団によってルートが切り開かれた。その中でまず、ロス・ブランチがSSスタート後31km地点でクラッシュ。身体は無事だったものの、マシンを損傷。何とか修復して、再スタートするも大きく順位を落とした。またホアン・バレダは第2WPまでに数分の時間をロス、6分遅れでスタートしたダニエル・サンダースに追いつかれ、ホアンとダニエルが今回のステージの案内役となった。

画像: KTMファクトリー新加入ながら、スピードと高いナビゲーションスキルを見せるダニエル・サンダース

KTMファクトリー新加入ながら、スピードと高いナビゲーションスキルを見せるダニエル・サンダース

KTMファクトリーのチームオーダー

7位スタートとなった総合順位1位のKTMファクトリー、トビー・プライス。第1WPを1位タイムで通過、その後も終始ペースを落とさず、各WPタイムを1位で通過していった。最終的には7位で終えているものの、これも明日のマラソンステージ2日目に向けて策略あっての7位と見て取れる。

各WP通過のタイム差を見ると、第3WPあたりで前を走る同じくKTMファクトリーのマティアス・ウォークナーに追いつき、恐らくマティアスがトビーを引っ張る形で、走っていたと思われる。ルートを切り開くホアン・バレダに対してはダニエル・サンダースをマッチアップしつつ、本命を安定して走らせる巧みな戦法だ。

画像: KTMファクトリーのチームオーダー

猛追をかけたリッキーブラベック

前半戦のシーソーゲームから一歩ひいて、ステージ優勝に固執せずに、コンディションを整えていた前回王者が、総合優勝に向けてスパートをかけ始めた。中盤まではトビー・プライスの区間TOPタイムに一歩及ばずの2位タイムだが、第8WPでトップタイムを叩き出し、ルートを切り開いていたホアンに追いつき、そのままステージ優勝を果たした。明日のマラソンステージ2日目もルートを切り開きながら、レースをリードする狙いか。

画像: 出発前にロードブックを確認するリッキー・ブラベックとホアン・バレダと

出発前にロードブックを確認するリッキー・ブラベックとホアン・バレダと

ステージ7順位表(暫定順位)

順位ゼッケン#ライダーメーカータイムタイム差ペナルティ
11R. BRABEC・USAHONDA4:37:440:00:000:00:00
24JI. CORNEJO FLORIMO・CHLHONDA4:39:510:02:070:00:00
39S. HOWES・USAKTM4:40:030:02:190:00:00
45S. SUNDERLAND・GBRKTM4:40:360:02:520:00:00
521D. SANDERS・AUSKTM4:40:580:03:140:00:00
612X. DE SOULTRAIT・FRAHUSQVARNA4:41:410:03:570:00:00
73T. PRICE・AUSKTM4:42:490:05:050:00:00
877L. BENAVIDES・ARGHUSQVARNA4:43:330:05:490:00:00
927J. RODRIGUES・PRTHERO4:43:390:05:550:00:00
106F. CAIMI・ARGYAMAHA4:44:300:06:460:00:00

総合順位1位は、ホセ・イグナシオ・コルネホの手に

リッキー同様にHondaファクトリーのナチョ(チーム員からの愛称)も今回ペースを上げてステージ2位を獲得、総合でも1位に浮上した。明日はリッキーとともにルートを切り開く役割を担う。
3分差にトビー・プライス、サム・サンダーランド、ハビエル・デ・ソルトレートがつけており、総合1位を守り続けることは簡単なことではない。

チームからのサポートが受けられず、十分な休息が得られない中で迎える明日のマラソンステージ2日目が今大会の山場になるだろう。

総合順位(暫定結果)

順位ゼッケン#ライダーメーカータイムタイム差ペナルティ
4JI. CORNEJO FLORIMO・CHLHONDA4:51:310:00:000:00:00
23T. PRICE・AUSKTM4:51:320:00:010:00:00
35S. SUNDERLAND・GBRKTM4:53:420:02:110:00:00
412X. DE SOULTRAIT・FRAHUSQVARNA4:54:050:02:340:00:00
547K. BENAVIDES・ARGHONDA4:59:000:07:290:02:00
688J. BARREDA BORT・ESPHONDA5:01:490:10:180:00:00
79S. HOWES・USAKTM5:03:580:12:270:06:00
81R. BRABEC・USAHONDA5:06:230:14:520:00:00
921D. SANDERS・AUSKTM5:07:420:16:110:07:00
1077L. BENAVIDES・ARGHUSQVARNA5:08:380:17:070:01:00
画像: チーム員のサポートを受けられないマラソンステージ。トラックで宿泊地に運ばれてきたギアバックも、自分で運ぶ必要がある

チーム員のサポートを受けられないマラソンステージ。トラックで宿泊地に運ばれてきたギアバックも、自分で運ぶ必要がある

SUPPORTED BY

ヤマハのサイトはこちら スズキのサイトはこちら ホンダ FUMA+1のサイトはこちら GOSHIのサイトはこちら DIRTFREAKのサイトはこちら KTMのサイトはこちら Technix

SPECIAL THANKS

ポカリスエットのサイトはこちら アライヘルメットのサイトはこちら

This article is a sponsored article by
''.