アメリカ・テネシー州にあるロレッタリン・ランチにて開催中の全米アマチュアモトクロス選手権に、全日本モトクロス選手権レディースクラス2019年チャンピオンの本田七海が参戦中。現地時間7月30日に行われたWomenクラス最初の決勝レース、Moto1で本田はどんな走りを見せたのか。

序盤出遅れるも怒涛の追い上げ、Moto1を21位で終える

本田が出場するWomenクラスが現地時間7月30日午前10:30に行われた。前日の練習走行では荒れた路面に苦戦しつつも、全体の13番手につけるベストラップを記録した。一方、クラス内トップのラップタイムを叩き出したのはラクラン・ララ・ターナー(LACHLAN "LA LA" TURNER)。彼女は2024年FIM女子モトクロス世界選手権のチャンピオンに輝いた実力を持つライダーで、そのタイムは2分8秒486。2番手のライダーと4秒ほど差をつける速さを見せた。本田のベストラップタイムは2分25秒803と、トップと17秒ほどの差がある。決勝では40台ほどのライダーが一斉にスタートするため、序盤でどこまで前に出られるかが鍵となるだろう。

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迎えたMoto1、本田は1周目をほぼ最後尾から追いかける苦しい展開となった。全日本モトクロス選手権はフルグリッドで30台なのに対し、ロレッタリンは全41台が同時に出走する。台数が多い分追い上げも難しくなるが、本田は2周目に38番手、3周目に29位と着実に追い上げ、4周目には26位にまで順位を上げる。さらにレース中盤となる6周目には自身最速のラップタイムを叩き出し、ペースを上げ続けていった。その後、21番手にまでポジションアップし、勢い衰えることなく前のライダーを追っていくがタイムアップ。21位でゴールを果たした。

一方、スタートからレースをリードしたのはやはりターナーだ。1周目でトップに立つと、群を抜く速さで後続との差を広げ、一度も前を譲ることなくトップでチェッカーを受けた。2位を巡っては、カイライ・ストーリングス(KYLEIGH STALLINGS)とジョーダン・ジャービス(JORDAN JARVIS)が攻防戦を繰り広げたが、ミスをしたジョーダンをストーリングスがかわして2位でフィニッシュ。3位にジョーダンが入賞した。

Womenクラスは全3ヒートあり、1日に1ヒート行われるというスケジュールだ。本田が挑む次のレース、WomenクラスMoto2は現地時間7月31日午後16:00(日本時間8月1日午前6:00)。Moto1の結果を糧に、さらに走りを改善してくるだろう本田の活躍に次戦も注目だ。

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