オーストラリアモトクロス選手権「Penrite ProMX Championship(ProMX)」の最終戦が、8月1〜2日の2日間、クイーンズランド・モトパークで開催。シーズンを通してMX2クラスに参戦している日本人ライダー、中島漱也と横山遥希にとっても、今季ラストラウンドとなる一戦だ。Off1.jpでは、この最終戦を現地取材。まずはタイムアタック予選が行われた1日目の速報をお届けする

ProMXは通常1day開催だが、開幕戦とこの最終戦だけは例外的に2日間で行われる。スケジュールとしては、中島漱也と横山遥希が出場するMX2クラスは1日目にフリープラクティスとタイムアタック予選を行い、2日目はフリープラクティスと決勝レース(2ヒート)が行われる。

画像1: 【オーストラリアMX現地速報】最終戦1日目、中島漱也と横山遥希がタイムアタック予選に挑む

レースウィーク前日となる7月31日は参加するライダーが会場入りをする日で、受付やコースウォーク、ライダーブリーフィングが行われた。

オーストラリアは南半球のため、現在は日本と反対の真冬にあたる時期だが、日中の気温は20度前後まで上がり、かなり過ごしやすい気候となっている。取材時も終始晴れで、コースはドライな状態を保っていた。

タイムアタック予選:両者路面に苦戦しつつも中島10位、横山12位でフィニッシュ

画像: タイムアタック予選、グリッド選びでは中島と横山が隣同士に

タイムアタック予選、グリッド選びでは中島と横山が隣同士に

画像: 現地は電波がほとんどなく圏外。会場にはライブタイミングの掲示板があり、そこで順位を確認することができる

現地は電波がほとんどなく圏外。会場にはライブタイミングの掲示板があり、そこで順位を確認することができる

初日はまず午前中にクラスごとのフリープラクティスが行われ、MX2クラス(Pirelli MX2)のタイムアタック予選は現地時間13時05分にスタート。15分間行われた。最速タイムをマークしたのはKTMのByron Dennis(1分51秒038)。僅差でKayd Kingsford(+0.084秒)、Dylan Walsh(+0.337秒)が続き、上位は0.3秒台にひしめく混戦となった。最終戦ということもあって参加台数が増えていたことに加え、コースのレイアウトがタイトなため、上位陣も含めてクリアラップを作る回数が限られながらのアタックとなった。

画像1: タイムアタック予選:両者路面に苦戦しつつも中島10位、横山12位でフィニッシュ
画像2: タイムアタック予選:両者路面に苦戦しつつも中島10位、横山12位でフィニッシュ

中島はタイムアタック予選を1分54秒491でまとめ、トップから3.453秒差の10位でフィニッシュ。クイーンズランド・モトパークは中島が拠点とするブリスベン市街から1時間ほどと近く、普段から練習で走り込んでいるホームコースの一つ。コースを熟知している強みを生かして早い段階からペースを上げた一方、この日の朝一番のフリープラクティスではサスペンションのセッティングに大きく手を加えてテストするなど、決勝に向けて準備を進めた。

画像3: タイムアタック予選:両者路面に苦戦しつつも中島10位、横山12位でフィニッシュ

中島漱也 コメント
「普段から練習で乗り慣れているコースだったので、コースを覚えるところから始めなくていい分、早めにペースを上げていけました。ただ、常に逆バンクのようなセクションが続くクセのあるコースなので、実際に路面が荒れた状態で対応するのに苦戦しました。それでも何とかトップ10に入れたのは良かったです。

朝一番のフリープラクティスでサスペンションをかなり変更してテストしたのですが、それが良い方向に出てくれたと思います。ただクリアラップがなかなか取れず、アタックできたのは2回ほどで、そこは少しもったいなかったですね。(サスペンションの変更について)このコースは、顎が出るエッジの立ったギャップが多く、跳ねられやすい上に下りへの突っ込みも多いので、リアが跳ね上げられやすくフロントは入り込みやすい。これまではバランスを重視したセッティングにこだわっていましたが、今回はそのギャップをバイクがうまく吸収してくれる方向にセッティングを持っていきました。明日はコースがかなり荒れると思うので、まずはスタートが重要になってきます。しっかりスタートを決めて、ミスを出さずに最後まで安定したラップを刻めれば、自然と結果はついてくると思います」

画像4: タイムアタック予選:両者路面に苦戦しつつも中島10位、横山12位でフィニッシュ

一方、横山はタイムアタック予選を1分55秒887でまとめ、トップから4.849秒差の12位で予選を終えた。バイクのサスペンションのセッティングがコースの路面状況と噛み合わず、本人としては苦戦を強いられるセッションとなったという。

画像5: タイムアタック予選:両者路面に苦戦しつつも中島10位、横山12位でフィニッシュ

横山遥希 コメント
「結果的には12位で、正直ちょっと苦戦しました。バイクのサスペンションの仕様が合っていなくて、思うように攻め切れなかったですね。ハイスピードでサンド系のコースを想定した仕様にしていたので、ハードパックへの対応ができていなかった。ここのコースはハードパックで、割とタイトなコースだと思うので、そこが合わなかったのかなと思います。

僕が拠点としているメルボルンからここまでは車で20時間くらいなので、あまり練習には来ないコースです。メルボルンの方は結構寒いので、季節がまったく違う世界に来たような感覚ですね。色々違いはありますが、毎年のようにレースカレンダーに入っているコースなので、これまで積み重ねてきたノウハウもあります。予選で苦戦した原因がはっきりしているので、明日のフリープラクティスで確認して決勝に臨みます」

なお、第7戦終了時点でのMX2クラスのシリーズポイントは、横山が141ポイントで9位、中島が136ポイントで11位だ。明日はシーズン最後のレース。現地での様子はライブ配信されるため、中島と横山の走りにぜひ注目してほしい。

◾️ライブ配信

画像1: Live - ProMX auspromx.com.au
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Live - ProMX

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