オフロードバイクは走るたびに汚れていきます。これはもう宿命としか言えませんが、泥がついたままでは満足な整備はできません。つまり、洗車こそマシンを長持ちさせる第一歩なのです。

最後に車体を倒して底部を洗います。外装が直接地面につかないように、スタンドなどにハンドルを乗せて浮かせておくのがポイント。

こちらは先ほどの15倍希釈のダートスコートでゴシゴシ。

場所によっては原液も使い分けて洗います。

終わったら水で洗い流しましょう。

シール汚れにはシンナーがオススメ

さらに仕上げに松尾選手が取り出したのはシンナー。布に染み込ませて…

黄色く薄汚れてしまったゼッケンをこすると白さを取り戻します。上の写真は「03」の上半分だけゴシゴシした状態。

さらにステッカー跡などがこびりついてしまったスイングアームも…

これだけ綺麗に!!

こういう汚れ、よく見ませんか? 貼った直後は綺麗なデカールも使っていると少しづつ縮んできてノリ汚れが目立つようになりますよね。これもシンナーを使うと…

こう! ちなみに松尾選手もここまでやるのはレース前だけとのこと。