今年のJNCC締めくくりとなるAAGPが、熊本県阿蘇観光牧場特設コースにて開催された。日本とは思えないダイナミックな光景の中を、ハイスピードで駆け抜ける、他ではなかなか味わうことができないこのレースは、さまざまな障壁を乗り越えて出場するべき貴重なものだ。

FUN注目ライダー

日曜、朝一番に開催されたFUN-GPではHonda緑陽会熊本レーシング所属の吉林直都がCRF250でFUN-Aクラス、総合ともに優勝。

吉林直都
「今年の広島に出場した時はクラスでは1位だったのですが、総合では惜しくも2位だったので、今回は地元ということもあって、ものすごくトレーニングして臨みました。勝てて良かったです。すごく楽しいレースをありがとうございました」

そしてFUN-WAAクラスは近藤香織が優勝。最終順位は総合35位だが、1周目には総合1位で周回しており、そのラップタイムは11分52秒と、総合1位の吉林のベストラップよりも1分以上速かった。

近藤香織
「一周目は前の人が見えたので、付いていこうと思って頑張って走ったんですけど、2周目にツルツルのコーナーで転んでしまって、そのあとはミスが増えてしまいました。でもとても広大なコースで、最後まで楽しく走ることができました」

そして今回最も注目したいのが、FUN-WBクラス優勝の菅原穂乃花だ。広島のエンデューロチーム「バイカーズベア」所属といえばそう、JNCC、G-NETでトップライダーとして活躍した熊本悠太によく教わっていたという中学生3年生のライダーだ。

菅原穂乃花
「モトクロスのレースを親と見に行って、ジャンプを飛んでいる姿に憧れて、小学4年生から乗りはじめました。やっているうちにエンデューロの方が楽しくなって、週末はテージャスランチで練習をして地元のビギナーズエンデューロとかに出ています。県外でレースをするのは今回が初めてで、路面とか色々心配だったのですが、スタートしたあとは自分の走りができたので良かったです」

憧れのライダーは近藤香織という菅原はYZ125Xを駆る。来年からはJEC広島にも挑戦したいと抱負を語ってくれた。