各地に甚大な被害をもたらした台風19号は九州地方には大きな影響を与えなかったため、HSR九州での全日本モトクロス選手権は予定通り行われた。予選が行われた土曜はやや風が強く、曇りがちな1日となったが、決勝日は朝から晴れわたり汗ばむ陽気となった。

写真・文/松永秦(MXEE.net http://mxee.net/)

画像: GOSHI racing story「マシンも仕上がり、地元九州で今季2度目の表彰台へ」

今年2回目の全日本となるHSRは第1戦からややセクションが変更されたが、コースに大幅な変更はない。コース全体が耕され、散水が繰り返されたが、ヒートを重ねるごとに徐々に路面が締まっていった。

19マシンは完成の域へ

画像1: 19マシンは完成の域へ

メカニックの縄田氏は「マシンについては大きな変更点はないです。マフラーもそれなりに熟成しつつあります。高速域を犠牲にしているので、そこをフォローできるマフラー・エキパイを作らないといけないと考えていますが、そろそろ20モデルでの開発を始めようと考えているところです。今回のレースに関してはコースに合わせたサスペンションのアジャストのみですね」

画像2: 19マシンは完成の域へ

「マシンも仕上がってきていて事前テストでもそんなに悪くなかったので、戦えるかなと思っています」と石浦。

画像3: 19マシンは完成の域へ

コメント通り、石浦は予選から好調な走りを見せた。朝の練習を終えた石浦は「タイムアタックが1回しかできなかったのですが、タイムはそんなに悪くはなかったし改善できるところもまだまだあるので、結構余裕はあるのかなと思っています」と自信を覗かせた。路面については「事前とジャンプの斜面、踏み切りとかコーナーのバンクの感じとか多少なりとも変更があったので、その辺りをうまく攻略できればいいタイムで走れると思います」とコメント。

予選ヒートはB組。スタートで飛び出し、序盤トップに立った石浦は大倉にトップを奪われるものの2位で予選を終えた。IA2クラスの予選ベストラップを見てみると大倉、渡辺に次いで3番手のタイムを叩き出した。

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