ISAの"内外"テーパーバー「TAKE YOUR MARKS」にミニモト用ハンドルが登場。マウント部分は大径ではなく22.2mmだ
超精密な加工技術を持つ日本のスプロケットメーカーISAが、2年前に満を持して発売したテーパーハンドルバー「TAKE YOUR MARKS」。このたびそのラインアップにミニモト用が追加された。
![画像: ハンドルブレースが不要な22.2mmミニモト用ハンドル。ISAの"内"テーパーバー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/17/bd2824d49240da1d41833fc88c922b2840e4672b_xlarge.jpg)
ISA
TAKE YOUR MARKST
T-R125LWE用
現在TAKE YOUR MARKSはラインナップの充実を図っているところだが、マウント部分が大径ではない外径22.2mmのハンドルバーを出したのは今回が初めて。それではテーパーバーではないではないか、と思うなかれ、同製品の特徴を引き継ぎ内側にテーパー加工が施してある。つまり外見普通のハンドルなのだが、内側はテーパーになっていてテーパーハンドルらしい剛性感を持っているのだ。
さらには独自の加工によりテーパーバーに準ずる強度を確保。そのため、通常22.2mmのハンドルに必要になるハンドルブレースを省略し、それでもノーマルよりも強度と剛性を持ち、オフロードバイクに適したハンドルにすることができたという。22.2mm径でハンドルブレースが無いオフロード向けハンドルは近年では例がない。
開発に関わったオフロードライダーの鈴木健二氏によれば「ブレースがなくて最初大丈夫かな? って思っていたんですが乗ると全然問題なくて違和感もありませんよ。それよりブレースがないことで、ハンドルとライダーのあいだに空間が大きくできるから、ライディングスペースを広く感じます。ディメンションに関しては僕のほうでオーダーをしたんですが、大人が乗りやすいように、ノーマルに比べて幅をすこし拡げて絞りも浅くしました。絞り浅くなったことでも、身体の自由度が増すはずです」とのこと。
![画像: 持ち手の部分がテーパー化。マウント部分は通常の28.6mm](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/17/449c9fba26c046d797d694a3a10556eaf2466755_xlarge.jpg)
持ち手の部分がテーパー化。マウント部分は通常の28.6mm
![画像: 超精密なメモリが便利](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/17/e6c863e92e0799069858a3c842122524822b4907_xlarge.jpg)
超精密なメモリが便利
![画像: しぼり角をスタンダードより浅くしたとのこと](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/17/b8a79c030f53c2951ddfe2ce29958a7c8feae5ad_xlarge.jpg)
しぼり角をスタンダードより浅くしたとのこと
![画像: ハンドルの端は内側がテーパーなので薄い仕上がり](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2023/01/17/d0b1bbea0a2120e7f375fe98c76cd3771c93a1d3_xlarge.jpg)
ハンドルの端は内側がテーパーなので薄い仕上がり
ディメンションはあくまでミニモト用だが、セロー250などにもハンドルマウントをかませずに装着可能であり、さらにハンドルまわりがすっきりとする。