海外で活躍できるキッズライダーを育てるべく、全日本モトクロス選手権現役IA1ライダー小島庸平選手とダートフリークが手を組み「44キッズクロス」を開催。2年目となる2023シーズンが、1月22日(日)に幕を開けました

2023 44キッズクロス第1戦
日時:2023年1月22日(日)
会場:ライダーパーク生駒(大阪府)

「44キッズクロス」は、全日本モトクロス選手権現役IA1ライダー小島庸平選手とダートフリークが手を組み、2022年に始動したキッズレース。AMAスーパークロス/モトクロスで活躍を続ける下田丈選手のように、中部から世界へ羽ばたくキッズライダーを育てたい、そんな未来への希望と想いが込められています。2年目となる2023シーズンは、昨年より2戦増え、全7戦での開催。その開幕戦が1月22日(日)に行われました。

2023シーズンは今年からクラス分けが変更。1クラスのみで開催されていたMOTO-EクラスはファーストMOTO-EとスーパーMOTO-Eの2クラス編成に、85ccクラスはJr.AとBの2クラスから1クラスに統合し、85/150クラスとして設定されました。また、85/150クラスではレディースライダーの参戦機会を増やすため、レディースライダーのみ年齢制限なしで参戦可能になりました。今大会はスーパーMOTO-E/ファースト50/スーパー50・リミテッド50/ファースト65/スーパー65/85・150の7クラスが開催。上位クラスとなるスーパー65と85・150クラスは3ヒート制で行われました。

2022年末に開催予定だった44キッズクロス感謝祭が雨天で中止、開幕戦予定日だった1月15日(日)は雨予報で延期と、開幕前からなんだか雲行きが怪しく感じられましたが、予備日の1月22日(日)は天候に恵まれ晴天。レースはベストコンディションで行われました。なお、44キッズクロスは主に中部地方のコースを会場としていますが、今回は大阪府にあるライダーパーク生駒で初開催。関西地方のコースということで、関西に住んでいるライダーも多く参加し、合計62台が集まりました。

大会の写真はこちら。ライダーのかっこいい走りからお茶目な姿まで見れますよ〜

前年王者が余裕の走りを見せる、スーパーMOTO-Eクラス

画像: 前年王者が余裕の走りを見せる、スーパーMOTO-Eクラス

MOTO-Eクラスはキッズ用電動バイクのみで競い合うクラス。今大会から2クラスに増設されましたが、今回はファーストMOTO-Eへのエントリーがなかったため、スーパーMOTO-Eのみの開催となりました。コースは2分の1を走行するショートカットコース。アップダウンが多いコースのため、登り切れるかどうか心配もありましたが、ライダーたちは止まることなくスイスイとラップを重ねていきます。

画像: 丹羽群青選手(#99)

丹羽群青選手(#99)

電動バイクのためエンジン音がなく、スタート時はライダーたちの「ブーン」というエンジン音(声)が響き渡りました。ヒート1とヒート2ともに、2022年MOTO-Eクラスチャンピオンの丹羽群青選手(#99)がホールショットを獲得。そのまま後方を離していき、独走状態に持ち込みました。昨年の大会では全ヒート優勝を果たし、チャンピオンを獲得した丹羽選手。その速さはさらにレベルアップしていて、フィニッシュジャンプでは空中で両足を離すパフォーマンスも披露。今年は丹羽選手に迫るライダーが現れるのか、期待が高まります。

画像: 伊藤聡馬選手(#66)、広野康輝選手(#122)

伊藤聡馬選手(#66)、広野康輝選手(#122)

また、ヒート1では熱い2番手争いが繰り広げられました。スタートから2番手につけた伊藤聡馬選手(#66)に、3番手の広野康輝選手(#122)が迫ります。伊藤選手が徐々にペースを上げる中、広野選手も離されまいと必死の追走。ラストラップでは2人の差は1秒もなく、接近戦となりました。終盤には広野選手が伊藤選手のラップタイムを上回る勢いを見せるも、伊藤選手が2番手を守りきりゴール。バトルを通してスピードを高めあう、レースならではの成長が見られました。

Twitter: @yotsubamoto tweet

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なお、MOTO-Eクラスでは口エンジン音コンテストや一本橋コンテストといったサイドコンテンツも楽しみの一つ。今大会はありませんでしたが、次戦は「スタンディングスティルコンテスト」を開催する予定とのこと。参加するライダーたちは今からバランス力を鍛えておきましょう!

画像1: 小島庸平のワンポイント・コメント!

小島庸平のワンポイント・コメント!

今回はジャンプが多いコースでしたが、全員が楽しそうに走っているなという印象でした。優勝した群青選手はコーナーへの進入速度が早く、スムーズに曲がっていくテクニックの高さが光っていました。コーナーでスピードを乗せることでジャンプもしっかり飛べていたので、タイムロスも少なく、勝利に繋がったのだと思います。

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