アル・ヘナキヤ からアル・ドゥワディミへ至る655kmのルート中、463kmのスペシャルテストが設定されたステージ2。序盤は30kmの砂丘が続くスピードステージ。気を吐いたのはホンダ勢だった

依然トップはHeroのロス・ブランチ。スパートをかけるHRC

画像1: 依然トップはHeroのロス・ブランチ。スパートをかけるHRC

非常に難しいガレ路面を走ることになったステージ1とはうってかわり、序盤30kmの砂丘群でスピードが試されるステージに。ステージ1を優勝したロス・ブランチが1番でスタートし、難しいオフピストの砂丘群をナビゲーションしながら切り開くわけだが、このステージではブランチ、ホセ・コルネオ(ナチョ)、リッキー・ブラベックが接近戦を繰り広げた。中盤からコルネオがラリーをリードし、タイムでもトップに立ちながらスパート。途中クラッシュするものの、ブラベックやブランチにヘルプされながらレースに復帰して堂々のステージ優勝を遂げた。「タフで非常に長い一日だった。転倒してしまったが、マシンにも自分にもダメージはなく、リザルトに満足しているよ」とコルネオはコメント。

2位にルチアーノ・ベナビデス、3位にパブロ・キンタニラ。ステージでは12位だったブランチはボーナスを活かして、依然トップを維持。ステージ3のスタート順も追い上げられる好位置につけている。ブランチも「とても長くタフな一日だった。前半はナビゲーションに悩まされたが、100km地点で他のライダーと集合して走れたことでだいぶ楽になった。タイムはロスしてしまったが、これもまたレース」と苦しい一日だったことを吐露している。

画像2: 依然トップはHeroのロス・ブランチ。スパートをかけるHRC

ステージ順位

画像3: 依然トップはHeroのロス・ブランチ。スパートをかけるHRC

総合順位

画像4: 依然トップはHeroのロス・ブランチ。スパートをかけるHRC

総合順位は、ブランチをトップとして2〜4位までホンダが独占。ルチアーノ・ベナビデス、ダニエル・サンダースらKTM勢がそれに続くが、ステージ3のスタート順はKTM勢に有利だ。1−3−4のスタート順となるホンダ勢は、協調してルートを切り開き、ボーナスタイムを稼ぐチャンスでもある。なお、総合順位10位・ステージ8位の好位置にHeroホアン・バレダが控えており、3すくみの状態。

画像5: 依然トップはHeroのロス・ブランチ。スパートをかけるHRC

ステージ1で3位を手にしたKOVEのメイソン・クラインはメカニカルトラブルで序盤ストップ。大幅に順位をおとし総合44位、2時間以上のビハインドを取り返してトップ争いに再び加わることができるか。

池町佳生、追い上げる

ステージ1について「いやー昨日は辛かったそんなに飛ばさず半分まで普通に走ったんですが、そこからが最悪。酷いガレ場が約150キロで、アベレージが上がらないわ、車が追いついてきて、道とホコリが酷くなるわ、夕方から風が止まってホコリが谷にずっと残るわ…そしてガレ場で何度も足をすくわれパタゴケするわ走行時間は約9時間弱走ったんじゃないかなと日没ギリギリのゴールで…最後の5キロはミラーゴーグルだったから外して走った程厳しいダカール…老体にムチ打ってしっかり楽しんで走ってます」とフェイスブックにコメント、115位と厳しい結果になった池町佳生は、ステージ2で挽回を始めている。

画像1: 池町佳生、追い上げる

序盤の砂丘でタイムを稼ぎ80番台まで順位を回復。「他のライダーが手間取っていて、ここで少し前に出れました。ただ、途中でミスコースしてしまって10分ほどロスしてしまいましたね。あとは四輪に途中で追いつかれてダストに悩まされた感じです」とのこと。最終的にステージを87位でフィニッシュ、総合100位まで追い上げることに成功した。

次のステージ3はマラソンステージ。走り終えてもチームと合流できず、ビバークでは無くキャンプ地で停泊する。体力のマネジメント、そしてマシンのダメージをいかに少なくできるか、が問われることになる。

画像2: 池町佳生、追い上げる
画像3: 池町佳生、追い上げる

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