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稲垣 正倫
稲垣 正倫
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国内外のエンデューロを中心に、モトクロス、ラリーなどを追いかけています。ドープなエンデューロ話題はnoteで展開中(https://note.mu/enduro_j/m/md5c401059c53)。株式会社アニマルハウス代表取締役。
BMW F450GSで理解する、「リニア」の到達点
一昨年のモーターサイクルショーでも、日本へプロトタイプを持ち込んだほどに鳴り物入り。ついに市販されたF450GSを舗装路・オフロードで試乗してきた F450GSの立ち位置 ライトクラスのアドベンチャーバイクが、ここに来て活況になっている。KTMの390アドベンチャーR/X、CFMOTOの450MT、少し軽い方に含めるならCRF250ラリー。そこにBMWがF450GSを投入した。 この4台がどれも面白いのは、出自がそれぞれ全く違うところだ。KTM 390アドベンチャーは390 DUKEの新型LC4c単気筒をアドベンチャーフレームに載せ替えたもので、Rはオフ志向、Xはロード志向。単気筒45P...
稲垣 正倫
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試乗インプレ
「450に尻込みしなくていい」出力をあえて削った2027年型YZ450FX
2027年型のヤマハ YZ450FXは、ほぼ全域で出力を下げてきた。試乗した和泉拓いわく「450って言葉に、あんまり尻込みせずに乗れるバイクになった」。扱いやすくしました、という言い方はよく聞く。だがグラフまで用意して「こんなに下げました」と説明するメーカーは、そうそうない まず、エンストしない 2024年型のYZ450FXを、和泉拓(仙台でバイクショップを営むマルチタレントライダー)が試乗したとき「まだ、扱いづらい部分があるけど素材としてとても面白い。250用の細いエキパイをいれて出力を落としたり、いろいろやってみたいね」と言っていたのを覚えている。ハードエンデューロをメインに活動して...
稲垣 正倫
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試乗インプレ
まだ回せるポテンシャルを残す“+700rpm”の解釈。新エンジン搭載のYZ250F
2027年型のヤマハ YZ250Fは、8年ぶりの新作エンジンでレブリミットを700r/min引き上げてきた。試乗した和泉拓いわく「まるでロードバイクのように高回転までまわるし、コントローラブル。開け始めもスムーズ」。北米での評価・成績も高い名機は、いかにしてアップデートされたのだろうか 開け始めから、勝手に出なくなった 試乗会場の宮城県スポーツランドSUGOに近いという理由からだけでなく、和泉拓には毎年このヤマハ試乗会のテスターをお願いしている。自他共に認めるオフロードバイクフリークで、バイクショップを経営しつつ様々なバイクを自分仕様にカスタムし、極限まで何かを追い詰める姿勢は他に類を見...
稲垣 正倫
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試乗インプレ
「勝ち目ないじゃん」から掴んだ初優勝。AXCR 2026 現地レポート・LEG3
ゴールした大津崇博は、勝った実感よりも先に、少しだけ困ったような顔でこう言った。「こっちが全開なのに、プラス20km/hくらいでバーッと抜かれて。え、勝ち目ないじゃん、って思いましたよ」。抜いていったのは、この日の高速SSでトップタイムを叩き出したジャクリット・チャウタレ。マシン差によるトップスピード(ジャクリットは500cc、大津は350cc)では、明確に負けていた。それでも、モト部門でこの日いちばん速かったのは大津だった。競技3日目にして、TEAM MUSASHI JAPANの最年少ライダーが、ついにステージ優勝を掴む。速さとは何か、を考えさせる一日だった
稲垣 正倫
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あと三十分、迷わなければ。AXCR 2026 現地レポート・LEG2
二日目、自制心という言葉はもっと残酷で具体的な数字になった。TEAM MUSASHIの大津崇博が二輪部門で5位 首位を消した、三十分 前日にデイリタイア扱いとなった大津は、ほぼ最後方からのスタート。試練はリエゾンの序盤から始まった。50kmほど走った地点で、電子マップに水が入って接触したのか、コマ図が勝手にぐるぐると回り出す。電源を落とし、配線を抜き、乾かしながら走る。SSが始まる前にはどうにか復旧した。ナビゲーション機材がひとつ死ねば、それだけで競技にならない。ラリーの現場とは、こういう綱渡りの連続だ。 SS区間に入ると、大津の走りは冴えた。一本目のSSは、田んぼがそのまま道になったよ...
稲垣 正倫
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速さより自制心、その証明。AXCR 2026 現地レポート・LEG1
前編で、AXCRは「速さより自制心、そして流儀を知っているかどうか」で順位が決まる、と書いた。競技初日のLEG1は、その言葉を残酷なまでに証明する一日になった。チーム最速と目された男がコースアウトで骨折し、序盤で速さに置いていかれた最年長が、暫定4位でチームの先頭に立つ。パタヤのネオンが照らしたセレモニアルスタートの高揚から、わずか半日後の出来事である
稲垣 正倫
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グリップに全振りしたBMCの空冷グローブ
昨年、BMCの空冷グローブをインプレしたら、思った以上に反響があった。今年、アップデート版が出たと聞いて、再びインプレする機会をもらった 空冷効果をアップデート BMC=ブルーモンスタークロージング。アパレル業界から独立して立ち上げたブランドで、アパレルとしての格好良さと機能をバイクに落とし込む、という考え方でプロダクトを開発。“空冷ジーンズ”が数年前から話題で、いまライディングジーンズとしては独り勝ちの状態だ。一般的なジーンズを履いてバイクに乗るとしんどいので、バイクに乗るライフスタイルにあわせたジーンズを提供するというのがそもそもの発想。風が通って、しかも格好が良いジーンズしかもプロ...
稲垣 正倫
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ウエア・ギア・用品
走る前に始まっていたアジアンラリーAXCR 2026 現地レポート・準備編
アジアクロスカントリーラリー、通称AXCR。市販車ベースの車両で、タイの未舗装路と大自然をおよそ2,000km走破する、アジア最大級のクロスカントリーラリーである。2026年大会は8月10日から15日、パタヤを起点にピッサヌロークまで。日本から挑むのがTEAM MUSASHIだ。ダカールを走った池町佳生を監督に据え、3人のライダーがアジアの荒野へ向かう
稲垣 正倫
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AXCR
新KX450Fは新設計アルミフレームをひっさげフルモデルチェンジ。KX250Fも同時刷新
カワサキUSが2027年モデルとして、フラッグシップ4ストモトクロッサー「KX450F」を新設計アルミ・ペリメーターフレームでフルモデルチェンジ。さらに250クラスの「KX250F」もエンジン、クラッチ、サスペンション、フロントエンドのスタイリングまで広範囲に手を入れて同時刷新した。両モデルともに新しいタグライン「THE BIKE THAT BUILDS CHAMPIONS(チャンピオンを育てるバイク)」を冠する。米国希望小売価格はKX450FがUSD 10,299、KX250FがUSD 8,599 KX450Fはフレームから一新。完全新設計のアルミ・ペリメーターフレーム+ホイールベース...
稲垣 正倫
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ニューモデル
カワサキ、新設計2スト『KX327/KX327X』を発表。同社初のFI 2ストで新たなオフロードワールドを再定義
かねてより噂されていた2ストロークのKXがついに発表。2027年モデルとして、完全新設計の327cc 2ストロークエンジンを搭載するフルサイズ・モトクロッサー「KX327」と、クロスカントリー仕様の「KX327X」で、米国希望小売価格はKX™327がUSD 9,099、KX™327XがUSD 9,699。デリバリーはいずれも2026年後半を予定しているとのこと
稲垣 正倫
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ニューモデル
北米で電撃発表された、2027年型 CRF450R を読み解く
ホンダが北米で2027年型のCRF450Rを発表した。プレスリリースの一文目に「more than a decade(10年以上)」ぶりの全面刷新と書かれている時点で、定例4年に一度のモデルチェンジではないことが分かる Honda CRF450R MY2027 19 太らせて細くした新ユニット 今季MXGP開幕前2月に御披露目されたHonda HRC PETRONASのチーム体制には、新型のCRF450RWも含まれていた。かつての体制であれば、日本のホンダファクトリーも同じように先行モデルが開幕戦に投入されていたのだが、今回のフルモデルチェンジについては欧州のみで先行投入されていたことに...
稲垣 正倫
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ニューモデル
トライアンフが本気で作った3歳からの電動、TXP-12とTXP-16
2025年10月にリリースされたトライアンフの子供向け電動オフロードバイク、TXP-12とTXP-16。OSETを買収して4年、満を持して投入されたプレミアム電動を、小田原にあるリッジパークで子供たちと一緒に確かめてきた。電動オフロードの世界はもう、思っていたよりずっと先に進んでいた トライアンフが本気で子供を育てにきた トライアンフが2022年6月にイギリスのOSETを買収した、というニュースは僕の記憶にも残っている。OSETは2004年創業の電動トライアル車専門メーカーで、創業者イアン・スミスが3歳の息子のために作った電動バイクが起源、というオフロード好きにはちょっと感動的なエピソー...
稲垣 正倫
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