アムゾイルホンダ時代も同様だったが、吸気はサイドカバーとボックスを加工することでダイレクトに吸気できる構造へ変更。

エアクリーナボックスには、エキゾーストの熱の影響をうけづらいように耐熱シートで加工済み。ボックスにもセンサーのラインが入っていて、監視されている。

また、クラッチにはチームでヒンソン製を採用しているが、クラッチシステム自体が下田にあわせたものに変更されているとのこと。がっちり握った状態(デレクはSuper Grabbingと表現する)をつくらなくても、コントロールできるようになっていて、スパっとつないだ時もスムーズさを求める下田にこたえるセッティングだ。単にレートの低いスプリングを使っているわけではない。

ラジエターは、アムゾイルホンダでもスペシャルに換装されていた部分だが、ガイコホンダではまた容量の異なるものに変更。冷却効率を向上させている。

ラジエターのボディが、下へ長いことがみてもわかるだろう。