![画像: トライアンフのADVバイクがアツイ、SPLバイクトラモンタナが日本に上陸](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/5063d7e31e3503a83aa96a20054edc71657fd85b_xlarge.jpg)
アドベンチャーバイク攻勢のこの2010年代後半、ひときわ異質な魅力をはなっているのがTIGERシリーズだ。本Off1.jp発起人風間深志の息子であり、ダカールラリーを2戦完走している風間晋之介は、2018年初旬にタイガー800、そしてそのスペシャルバージョンである「トラモンタナ」をスペインでレビューしている。
トライアンフ タイガー800 トラモンタナ
![画像1: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/d359a2b44ebaffef3272b5edeb102ee787c4f1d7_xlarge.jpg)
![画像2: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/db07779624ac945aacd0d756d91b07c89bfd8508_xlarge.jpg)
パン・アフリカ・ラリーのために、フルモデルチェンジしたばかりのTIGER 800XCをべースとして社内開発陣によって制作されたのが、トラモンタナだ。制作台数は、世界でもたったの1台。レース自体、開発関係者が想像をしえなかった2位でのフィニッシュを遂げている。
ボディーワークデザイナー Rodolfo Frascoli
• 最高出力 101BHP
• 最大トルク 82Nm
• 装備重量 199Kg
• 乾燥重量 176Kg
バイクのジオメトリーを改良
ARROW製の特注フルエグゾースト
スコッツステアリングダンパー搭載
カスタマイズされたエクセルリム
エクスパンションタンクを外し、代わりにオーバーフローボトルを装着。
street Triple RSのスリッパ―クラッチを搭載
軽量リチウムイオンバッテリーとカスタムハーネス
トライアンフアクセサリーLEDヘッドライトとテールランプ装着
ファイナルドライブの低ギア比化
など、30項目以上をモディファイしたという。
![画像3: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/126d88e7a2acee22824b61138b77551168752a92_xlarge.jpg)
オーリンズ製STX46フルアジャスタブル・リアショック・ユニット。310mm のリアホ
イールの可動域を確保
![画像4: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/0d1c70a95a41afe0056285e940ec6ca14d66401f_xlarge.jpg)
オーリンズ製RXF48フルアジャスタブルフロントフォークにTTX22カートリッジを装着。Metzeler Karoo Extremeタイヤとムース、サイズはフロント90/90-21 リア140/80-18。310mmのフロントホイールの可動域を確保しており、フロントシングルディスクにブレンボ2ピストンキャリパーを装着。ABS解除、ブレーキライン強化が施されている
![画像5: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/dd6806c47b2df5227a3619cc9c988d3d5b3fc762_xlarge.jpg)
ラリースイッチや、スポンジグリップでラリー仕様に。
![画像6: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/2218db3af98c1d9945a1ba1e61748e970844107b_xlarge.jpg)
![画像7: トライアンフ タイガー800 トラモンタナ](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/535a72784f805f57e77bb43a38fa68048a33d4ab_xlarge.jpg)
風間晋之介によれば、「こんなに重いバイクでオフロードを走ってしまったら、どうなってしまうんだろう、と思っていたけど、意外と走れてしまったことが驚き。トラモンタナはサブフレームなんかも切ってしまっているようですし、あしまわりは別物だから、タイガー800よりもっと走破力に優れていました」とのこと。
TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー
![画像1: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/f6dffd81045b0cdbd0fcefde21ab2a0af40003a0_xlarge.jpg)
アドベンチャーバイクは、共に走るウエアも大事な要素。
トライアンフで用意しているMALBERN ジャケットは、スタイリッシュで機能性も非常に高く、ついでといってはなんだけど、晋之介に紹介してもらった。
まず、このウエア、インサレートされているガードがD3Oという新素材をつかっていることに注目したい。すでに10年以上の歴史を誇るD3Oだが、通常時はゲル状の柔らかさをもち、衝撃が加わると堅くなる性質をもっている。つまりパッシブセーフティ、アクティブセーフティを両立するものだ。ファブリックはGORE-TEXとのこと。
![画像2: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/1ce00e11447d51375d676e403b10ad503afed178_xlarge.jpg)
ファスナーについた方位磁針がお茶目。
![画像3: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/862d862546e5746a9279ee47ea23b3e388ea559f_xlarge.jpg)
各所のエアベンチレーションが、いつでも快適だったと晋之介。
![画像4: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/904cf733da3190e5ff56bbb4487d1d30645c3f50_xlarge.jpg)
止水ジッパーは、デザイン的にもマル。ラリーで使いやすい大型のポケットも多い。
![画像5: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/2ddd28190b3a8f1b3383676e3af049347248af9e_xlarge.jpg)
晋之介オススメのネックウォーマー。純正で付属する。
![画像6: TRIUMPHのライディングジャケットが、スパイシー](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2018/06/18/d30d8be2e403b91598b1d64b6303aad466dce7b3_xlarge.jpg)
ソフトシェルのライナーも付属。