画像: 風間晋之介、18ダカールを戦ったWR450F Rally vol.3

18ダカールを戦った風間晋之介のマシン連載も、今回で最終回。気になるタンクまわりを見ていく。

31Lのタンクが、風間に悲劇をもたらした

画像1: 31Lのタンクが、風間に悲劇をもたらした

ラリーといえば、ビッグタンク。昨今では、前後に装着しているのが普通で、WR450F Rally Replicaもそうだ。タンクはACERBIS製、リアには他のパーツがアタッチメントできるよう、ボルト穴が埋め込まれている。

画像2: 31Lのタンクが、風間に悲劇をもたらした

悲劇を生んだのは、この右側フロントタンクだ。マラソンステージで冷却周りにトラブルが起きた風間は、マシンメンテナンスの最中さらなる悲劇を発見する。それが、フロントタンクからの燃料漏れだった。写真の箇所、奥側から相当な勢いで漏れていたという。

画像3: 31Lのタンクが、風間に悲劇をもたらした

フロント、リアのガソリンは電子制御されていて、RNS(シルバーのトリップメーター)脇のトグルスイッチで切り替えが可能だ。運良くマラソンステージ後半がキャンセルされた風間は、フロントタンクを外してクアッドのライダーに運んでもらい、リアタンクだけでキャンプ地を目指した。

ラリーバイクは車高が高い…

画像1: ラリーバイクは車高が高い…

ただでさえ車高が高いフルサイズエンデュランサーの足回りを伸ばし、ビッグタンクを積んだことで、このマシンの車高は相当に高く、見た目も巨大だ。

画像2: ラリーバイクは車高が高い…

YZ系のバイクを所有する方なら、この位置関係の高さがわかるはず…。

画像3: ラリーバイクは車高が高い…
画像4: ラリーバイクは車高が高い…

なお、WR450F Rally ReplicaにはGETがインストールされていて、風間もわりと多めにモードを切り替えながらはしっていたとのこと。

画像5: ラリーバイクは車高が高い…
画像6: ラリーバイクは車高が高い…

幸いなことに、日本には全日本モトクロスがあるためにスペシャルなオフロードバイクを見る機会に恵まれている。とかく、究極のステージを走るマシン達は、宝石のように美しい。このWR450F Raly Replicaは、いつまでもこの姿を保っているわけではないそうで、忙しいスケジュールの合間を縫って撮影させていただいた。関係者各位、風間晋之介にあらためて感謝の意を表明したい。

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