さて、国内発表されたばかりのCRF450Lに関して、早速予想記事を展開していこう。

895mmのシート高。CRF250Lは875mm

画像: 日本国内仕様

日本国内仕様

画像1: 北米仕様

北米仕様

まず、スペックにもあった65mmもの車高の違いに関しては、見ての通りシート形状が若干異なっている。これだけでは65mmも下がらないが、よく見てみるとフロントフォークの突き出し量が、国内仕様は多い。リアサスペンションもマフラーとタイヤの隙間をみると、明らかに国内仕様が下がっていて、おそらく2要素でのローダウンのはず。レーサーになれているなら、北米仕様に戻しておきたいとも思える。

なお、CRF450Lのシート高895mmは、CRF250Lの875mmと20mmしか変わらない。だいたい身長170cmもあれば、スタンダードでも乗ることができるはずだ。

画像: 895mmのシート高。CRF250Lは875mm

まだ適合確認はとれないけど、ZETAなどでラインアップされるロワリングリンクでほとんどCRF250Lと変わらないところまで車高を下げることもできそう。あとは、どうしても乗りたければ、サスペンションショップでショート化してもらうのも手。合わせれば、840mmくらいまではなんとか下がりそうな気配(参考までに、セロー250は830mm)。

フルパワー化に関しての予想

現段階では、北米仕様と日本仕様について、パワーの言及がないが、北米からOff1.jpが入手した情報だと、日本の24psどおりのものではないとのこと。おおよろ40〜50psの出力がスタンダードでありそうだとのことだ。手探りながら、このあたりを予想してみよう。

画像: 国内仕様

国内仕様

画像2: 北米仕様

北米仕様

エキゾーストに関しては、北米とあまり差がないと見られるところ。また、コスト面から考えても、電子制御でパワーを抑えているところが大きいはず。

画像3: 北米仕様

北米仕様

いま手に入る画像が少ないため、判断が難しいところだが、エアクリーナボックスはCRF450Rとはまったく別の形状をしていて流入量に制限があるので、ここが怪しいところ。

画像: フルパワー化に関しての予想

過去のトレールマシンの例を見ても、このエア吸入口の加工がまず1点。そして、おそらく古来からエアクリーナーとキャブレター(いまはFIスロットルボディだが)をつなぐコネクティングチューブは別仕様だと考えられる。正確な情報は、パーツリストを入手して後日答え合わせをしたい。

それと、当然ECUは北米仕様に変更する必要がありそうだ。CRF450Lの場合、ベースがモトクロッサーなので、クローズドコース仕様つまりレース向けのフルパワーにするのは、そう難しいことではなさそう。また、当然ながらエキゾーストの交換には軽量化やハイパワー化に大きな効果があるのは間違いの無いところ。

おそらくこのCRF450Lは、今後海外ラリーのベース車や、公道を使うエンデューロでの使用用途が増えていくはず。そのあたりのサードパーティの動きも、注視したい。

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