成績以上の成果と経験を得た日本チーム
中島漱也/125ccクラス
21-25位
中島は2016年にもこの大会に出場しており、85ccクラスで15位の成績を残しています。現在は国内関東選手権NAクラスに出場しており、第1戦から第6戦まで全12ヒートで優勝。ワールドジュニアモトクロスチャンピオンシップに出場するために2戦を欠席するもランキング3位につけています。
佐竹涼冴/85ccクラス
14-13位
米田海斗/85ccクラス
19-15位
佐竹、米田はともにBOSS RACINGで全日本モトクロスのジュニアクラスを戦うライバル同士。今年の第6戦東北大会では2位に米田、3位に佐竹が入っています。
坂田大和/65ccクラス
25-15位
生嶋竜樹/65ccクラス
27-26位
坂田は昨年に続き2年連続で65ccへの出場。昨年の32-28位から大きく順位をあげています。生嶋は全米最大のアマチュアモトクロスレース「ロレッタリン」にも出場しており、着実に海外レースの経験を積んでいます。
現在AMAプロデビューを控えた下田丈や、全日本モトクロスで活躍中の鴨田翔、岸桐我らも出場したこの大会に今年はこの5人のライダーがエントリー。全ライダーが決勝に残り、TEAM JAPANは7位の成績で大会を終えました。
世界トップレベルのスーパージュニア
125ccクラスを制したのはヤマハのB・マルキエビッチ、85ccはKTMのC・ブラズウェル、65ccはHUSQVARNAのB・プラートが総合優勝。近い将来、MXGPにデビューするであろうスーパージュニアたち。
85ccのぶっ飛んだ走り、D・コイカー。レース2で2位の成績。次元が…。
こちらは世界の注目を集める、エバーツ家3代目のリアム・エバーツ。85ccのレース1で1位、レース2はジャンプで転倒して負傷はなかったものの、成績残らず。末恐ろしきジュニアが、わき出てくる世界のモトクロスシーンです。ですが、このワールドジュニアモトクロス、日本は19カ国中の7位という成績。この粒ぞろいのなかで、ここまで戦えるメンバーが揃っていることに、まずはモトクロスファンなら興奮したいですね。
あっという間にフルサイズのレースへステップアップしていく彼らジュニアのライダー達。次世代のモトクロスは、もうすぐそこです。