令和を目の前に、KTMが2020年モデルのSXシリーズを公開。昨年、フルモデルチェンジを遂げたばかりの同シリーズは、今季は主にエンジンの熟成にとどまるモノの、AMAや欧州における活躍はご存じの通り。
![画像1: 2020年モデル一番乗り、KTMが熟成のSXシリーズを発表](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/04/30/0d1338f6e18ae07ee3ad3654c8e04d25288e4916.jpg)
チャンバー的なリゾネーターを備えた、4ストモデル。写真は450SX-Fで、エンジンのセッティングを見直したという。ニューグラフィックは、シンプルながらオレンジ→ホワイトへの切り替えが美しい。
![画像2: 2020年モデル一番乗り、KTMが熟成のSXシリーズを発表](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/04/30/3f05a36afa1de6b35a97b746836bd07f19faba71_xlarge.jpg)
参考までに、ベースになった19モデルの250SX-Fエンジン。カワサキや、ホンダなども取り入れ始めたフィンガーフォロワーは、KTMがモトクロッサーでは先駆けた動弁機構。日本車で進むダウンドラフト化に関しては抑えめの傾向。下から上に向いて吹くインジェクターも、KTMならでは(19モデルより、RM-Z250でも採用)。
![画像3: 2020年モデル一番乗り、KTMが熟成のSXシリーズを発表](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/04/30/21431914c8cd69a0a3b16eb578c02184c3ff5676.jpg)
2ストローク250の250SX。
![画像4: 2020年モデル一番乗り、KTMが熟成のSXシリーズを発表](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/04/30/8780107d9942aadc7559c9f40fa2f6e0248c4dba_xlarge.jpg)
バランサーシャフトを差し込み、スムーズなライディングフィールとアウトプットを両立。進化し続ける2ストロークモトクロッサーは、今のところKTMの独壇場だ。
![画像5: 2020年モデル一番乗り、KTMが熟成のSXシリーズを発表](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2019/04/30/2f802ae4a6225ee9868fad2767d16f47257f4d82.jpg)
ヤマハとの激しい市場競争の最中にいる、85SX。