ハスクバーナの20年式エンデューロモデルが、海外でリリース。2ストロークのTE150はTPI(EFI)モデルとして発表され、EURO4を通ったストリートリーガルとして展開される(ただし、日本における扱いは未定)。

画像: 20ハスクバーナは、フルモデルチェンジ。2スト150は公道を見据えたモデルに

Husqvarna
TE150i

これまでTE250i、TE300iで培ってきたTPIの技術を2ストロークの150ccに適用した新モデル。125ccをベースとしたマシンであることから、軽さとトルクを両立する。オイルは便利な分離給油で、まるでトレールマシンのような利便性と、レーシングマシンとしてのポテンシャルを発揮。

画像1: Husqvarna TE150i

もちろん、セル付きだがキックスターターも装備。同社の2スト150ccは昔から定評があり、そのポテンシャルは容易に想像がつくところ。

画像2: Husqvarna TE150i
画像3: Husqvarna TE150i

現代が作り上げた至宝の2ストローク

追加ラインナップされたTE150iに加えて、フルモデルチェンジされたTE250i、TE300iがラインアップ。TE300iはすでにエルズベルグロデオでデビュー戦を果たしている。外装が一新されただけではなく、エンジンの搭載位置を変更してフロントのトラクション性能を向上。シリンダーも新設計することで、よりパフォーマンスを追い込んだ。

画像: 現代が作り上げた至宝の2ストローク

ライダビリティを向上した4ストロークレンジ

対して、4ストロークではエンジンを全体的に見なおすことで、パフォーマンスを向上している。

画像: ライダビリティを向上した4ストロークレンジ

20モデルは、全車10mmシートを低く設定

基本コンポーネントを共通とするエンデューロレンジでは、20モデルで様々な箇所をアップデート。

・新フレームでは、縦・ねじれ方向の剛性バランスを最適化。旧モデルでは縦を強く、ねじれを緩めた仕様だったところを共に高めることでライディングの許容度を向上していると思われる。
・250g軽量な2ピースサブフレームを採用。
・WPサスペンションをモデルチェンジ。Fサスペンションは、XPLORサスを継続し、ミドルバルブをリセット。RサスペンションはXACTショックに進化。
・リンクのディメンジョンを変更し、10mmシートを低く、コントロール性を向上。
・エキゾーストシステムは、ガード不要の強剛性に。2ストロークチャンバーにはリブを採用した。
・ラジエターは12mm位置を下げることで低重心に。

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