セローの今後

セロー250は、ヤマハにとってのヒット商品だ。

画像: 初代セロー

初代セロー

だが、そのはじまりに決して「明るい未来」が見えていたわけではなかった。時は1980年代、高性能な2ストロークトレールDT200が、他社とその販売台数を競っていた時だ。初代の走行実験担当である近藤充氏は、いまや業界におけるレジェンドである。通常マーケティングや、企画から持ち込まれるマシン企画が、開発から持ち込まれたのだそう。

85年発売当初のセールスは芳しくなかったが、ヤマハ発動機の社内にはウイルスのように「セロー」が蔓延しはじめていた。

じわじわとその人気を伸ばしていき、2005年に250cc化。フルモデルチェンジしてからのセローは、さらに勢いをつけていく。この250ccセローは、一時期年間1000台ベースまで落ち込むが、2018年には3000台オーバーを記録する。

画像: SEROW THE HEART OF WILDERNESS ヤマハ発動機 youtu.be

SEROW THE HEART OF WILDERNESS ヤマハ発動機

youtu.be

ファイナルエディションとは、何か。文字通り、最終モデルだと言うことができるが、たとえばカワサキのW800は2016年にファイナルエディションが発表され、今年2019年に復活新モデルが登場した。わずか3年でファンの声に応えた好例だ。

セローファイナルエディションの取材の席において、今後の新モデルはありえるのか、聞いてみた。当然、メーカーに答えられることは何もなかったけれど「ヤマハ社内のセローファンが、とても多いんです」と言葉少なげに応答してくれた。空冷なのか、水冷なのか。SOHCなのか、DOHCなのか。そんなことはたぶん、新しいセロー(? なのかもわからないが)を目の前にすれば、きっと忘れてしまうだろう。オフロードマニアのメーカー、ヤマハの次回作に心から期待したい。

画像: 期間中にキャンペーン協賛店にて対象のSEROW250 FINAL EDITIONを新車で成約した人に、35年のご愛顧への感謝として、SEROW250 FINAL EDITIONロゴ入りオリジナルウッドマグをプレゼント! だそうですよ! www2.yamaha-motor.co.jp

期間中にキャンペーン協賛店にて対象のSEROW250 FINAL EDITIONを新車で成約した人に、35年のご愛顧への感謝として、SEROW250 FINAL EDITIONロゴ入りオリジナルウッドマグをプレゼント! だそうですよ!

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画像: ツーリングセローの設定も、もちろんアリ

ツーリングセローの設定も、もちろんアリ

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