サスペンションの受け入れられる衝撃の大小は、減衰力によって決まる。

減衰力をを出せないシステムでは、いかに強いバネをいれたとしてもバネが勝ってしまって減衰してくれないものになってしまう。いささか乱暴に言うとそういうことで、減衰をしっかり出せるシステムは、より上級なものになるということだ。ちなみに、片側をオープンカートリッジにするSTREETでも、林道走行を趣味にするライダーなら、十分に感じてもらえるものだと言う。

中身をごっそり差し替えるから、当たり前だけど別物のサスになる

画像1: 中身をごっそり差し替えるから、当たり前だけど別物のサスになる

上が外観、下が中身。CRF250Lのアウターチューブ、インナーチューブを活かしたまま、システムを総入れ替えする。外観こそあまり差が無いが、そのダンパーボリュームたるや別物。

画像2: 中身をごっそり差し替えるから、当たり前だけど別物のサスになる

オープンカートリッジのTRICをバラしたところ。すべて、Technixの新設計なのだ。何かから流用したようなものは、ほぼ無い。98%新作のパーツで、すべて図面を引き直したもの。

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