![画像3: 試行錯誤の上、見つけ出された素材を強靱に貼り付け](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/06/18/a0bb74050ccb82ea9c38b35df907018c7f989fd6_xlarge.jpg)
とにかく身体が遅れない。マシンにしがみつくことなく、アクセルを開けていけることの利点ははかりしれないと鈴木は言う。
「タイヤシートですが、1番は、疲れにくいことがメリットです。パワーがあるバイクになればなるほど、楽になります。加速の時にシートが滑ると下半身、腕に力が入って腕上がりや下半身に力が入って疲れます。そこでシートが体の動きを抑えれば力が入らなくなり、疲れにくくなりわけですね。
雨で泥がのったときかなり腕に力入りますが雨でもかなりいいです。
段付きシート、リブ付きシートは、泥が着いたら滑ります。タイヤシートは、泥がブロックの合間から逃げるので、滑らないのです。ホコリでも同じことが言えますね、だから晴れてても私は使ってます」とは鈴木の談。
![画像4: 試行錯誤の上、見つけ出された素材を強靱に貼り付け](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2020/06/18/e6dc0f8cfee45c6679d2470f185f49ea4417ca00_xlarge.jpg)
「シートの角」感もわかりやすく、フォームがキレイに決まる。
「コーナーの重心がずれないので、曲がりやすくなります。ただブロックのコンパウンドの柔らかいのじゃ無いとお尻が死にますね」ただし、当然ながらグリップが強力だからお尻は荒れてしまう。「ワセリンなどで、しっかりお尻は保護すること前提です」とのこと。
ざっくり、まとめて言えば、尻がいたいかいたくないか。それを超越するだけの価値がある。だから、いたいかどうかは、関係ないのである。