開幕戦は晴天に恵まれ、最高気温は25度。ライダーにとっては体力が要される気候の中、こまめに行われた散水によりコースコンディションはドライというよりウェット。箇所箇所ではマディになっている所も見られた。
![画像: 今回は、地元HSR九州ということもあって合志技研のブースが展開。展示されていたスーパーカブ50用ハートマフラーは発売間近と言うこともあって、非常に注目度が高かった](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/05/10/926ef13c6c5fa4becd962217eb1d28f56552f740_xlarge.jpg)
今回は、地元HSR九州ということもあって合志技研のブースが展開。展示されていたスーパーカブ50用ハートマフラーは発売間近と言うこともあって、非常に注目度が高かった
![画像1: GOSHI Racing Story '22「去年の悩みを吹っ切り、スタートに手応え」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/05/10/4f5f37109782c90428183bd83a30aad8d062c953_xlarge.jpg)
![画像2: GOSHI Racing Story '22「去年の悩みを吹っ切り、スタートに手応え」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/05/10/8d68b0ffb576b299f658559ef75d1cb1547d07a8_xlarge.jpg)
GOSHI Racingは、2022年に向けてCRF450Rをエキゾースト中心にモディファイ。昨年までのGET製ECUは使用せず、純正で戦う方針に。GETよりもセッティングできる箇所はだいぶ減ってしまったものの、もとより市販車のOEMを目指すGOSHI Racingにおける開発としては、一歩前に進んだことになる。
![画像3: GOSHI Racing Story '22「去年の悩みを吹っ切り、スタートに手応え」](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/05/10/41ab4e8a48a76e256deab1e516175d8dd9b37d31_xlarge.jpg)
こちらのマシンについては、別途記事で紹介予定だ。
「成功だと思えるスタートができた」、練習の成果が見えた予選
![画像1: 「成功だと思えるスタートができた」、練習の成果が見えた予選](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/04/18/fa9a56aa6bfa8be0df0ab29488231bbaf6b4614f_xlarge.jpg)
今回、スタートに注力し練習を重ねてきた大塚。予選ではその成果が発揮され、1コーナーを3番手で通過。周回を重ねる毎にスピードを上げ、ベストタイムは2分10秒。予選を4位で通過し、調子の良さを見せた。
![画像2: 「成功だと思えるスタートができた」、練習の成果が見えた予選](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/04/18/932ce082ef9932e5fa38a3d2e5bb1555bd54ac48_xlarge.jpg)
スタートについて大塚は「自分のスタートのクセを1から見直しました。回転数のデータを見て、スタートが良かった時の回転数を参考にして改善。今までのスタートの仕方を捨てて、新しい仕方でレースに臨みました。マシンもそうですが、自分の技術的な部分に関してもGOSHIと一緒に取り組んで変えてきました。予選で、成功だと思えるスタートができたのは良かったです」と振り返り、スタートに対して好感覚を掴んでいる様子であった。
着実な追い上げを見せた決勝
![画像1: 着実な追い上げを見せた決勝](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/05/10/057c169c0224d9896383ca0bf82d52bf84c823d8_xlarge.jpg)
![画像2: 着実な追い上げを見せた決勝](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/05/10/71c245b036112dadaf246d2d2dd9af3bb4d40d15_xlarge.jpg)
迎えた決勝当日。ヒート1はイン側のグリッドについてスタート。スタートでは出遅れ、第1コーナーを7番手で通過、前に出ることができず1周目を12番手で通過し、追い上げの展開となった。周回を重ねる毎に順位を上げ、7周目で6番手に浮上。さらに、初めは6〜7秒ほど開いていた5番手との差を詰め、2秒まで詰めたところでチェッカーを受けた。スタートは出られなかったものの、着実に前との差を詰めていく走りからは自信が感じられた。
![画像3: 着実な追い上げを見せた決勝](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/04/18/2272e6b5b24bb5bb02ca15ab37a5ab44549ca20d_xlarge.jpg)
![画像4: 着実な追い上げを見せた決勝](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783375/rc/2022/04/18/3b4e6ea98f0e0316e3c1410d5328aeaace9cb301_xlarge.jpg)
ヒート2もスタートで前に出ることができず、1周目は13番手。ヒート1同様、追い上げのレース展開となった。後半、大塚が追いかけたトップライダー達のラップタイムには2~3秒のブレが見られたが、大塚は2分11〜12秒をキープ。安定的な速さを見せ、着実に順位を上げていった。結果は7位でフィニッシュ。前にいた大城には、9秒ほど開いていた差を0.790秒まで縮める勢いを見せた。