8月20〜21日、大阪府の泉南りんくう公園でシティトライアルジャパンが開催。チャンピオン小川友幸を制し、ヤマハの黒山健一が初優勝
画像1: シティトライアルジャパン、黒山健一が初優勝。関西有数のリゾートビーチで魅せた

通常、山の中でおこなわれるトライアルを街中へ会場ごと持ってくることで認知度を高め、モータースポーツ界に一石を投じようというシティトライアルジャパン。通天閣本通商店街を封鎖しておこなわれた2018年第1回大会から、コロナ禍を経て4回目を数えることとなった。2020年にオープンしたばかりの泉南りんくう公園はカリフォルニアのビーチリゾートのようなロケーションで、トライアル会場に選ばれた“アクティブゾーン”は海水浴場の目の前。通天閣、太陽の塔と続き、トライアルファンだけでなく観光客やレジャー層の目に止まるものとなった。

これまではあくまで単独のレースイベントとして開催されてきたシティトライアルジャパンだが、2022年はMFJ全日本トライアル選手権の1戦として数えられることになった。それに加えて2デイズのイベントへと進化、土曜には予選レースが開催され、より濃厚に長く楽しめるように進化した。

チャンピオン小川友幸崩れる。優勝争いは僅差に

シティトライアルジャパンは土曜の予選で18人のIAスーパークラスライダーが10人まで絞られ、日曜に10人でセミファイナル2ラップ、さらに絞られた6名でファイナルを2ラップを走る。成績はセミファイナル以降の結果を総合して競われるため、日曜の競技は1点たりとも無駄にできない。土曜の予選ではタイトルホルダーであるホンダの小川友幸が唯一オールクリーン(※1)をマーク。2018年のシティトライアルジャパンでも優勝している小川に死角はないものと思われた。

※1 トライアルは1セクションにつき最大5点の減点制。一度も足をつかず、ミスをしなければ0点でオールクリーン。コースアウトやマシンとライダーが離れてしまう行為は即座に5点。つまりステアを失敗すれば、よほどリカバリーがうまくない限り5点になってしまう

日曜は朝に豪雨が会場を襲い、セクションはウェットな状態に。普段の山の中よりもコンディション回復は早いものの、天然の原木などもセクションに使われており非常にスリッパリーだった。このセミファイナルの最初のセクションで、小川がまさかの5点を取ってしまい厳しい立ち上がりに。さらに小川は足首の古傷を傷めて順位を落としてしまう。セミファイナル終了時点ではヤマハ黒山健一がトップ、同じくヤマハでシティトライアル優勝経験のある野崎史高が1ポイント差、3番手にはホンダの氏川政哉がさらに1ポイント差で僅差の状態に。路面は酷暑の中で急激に乾き回復、セミファイナル中にはドライへと変化していた。

画像: 氏川政哉

氏川政哉

画像: 小川友幸

小川友幸

守りきった黒山が、シティトライアルの初優勝をもぎとる

ファイナル最初のセクションでは小川が先頭を切ってトライすることに。非常にダイナミックなセクションが続くこのような大会では難しいセクションを先に成功させることで、他のライダーに大きなプレッシャーを与えられる。巨大なケーブルコアを垂直に上がるステアを小川はミスすることなく見事にクリーン。これに続いた全員が5点の失点で、大逆転劇も想定される中その次のセクションで小川は5点を失ってしまう。

画像1: 守りきった黒山が、シティトライアルの初優勝をもぎとる
画像: 黒山健一

黒山健一

画像: クリーンを高らかに宣言するクイーン

クリーンを高らかに宣言するクイーン

画像: 野崎史高

野崎史高

画像: わずかなミスが1点を奪う、黒山の表情

わずかなミスが1点を奪う、黒山の表情

1点の僅差を黒山が守り抜くのか、野崎、氏川が超えていくのか。ファイナルの終盤はそこに注目が集まったものの、ラスト2セクションで黒山のみクリーンを奪取して初優勝へ。野崎とともにヤマハワンツーフィニッシュとなった。

画像2: 守りきった黒山が、シティトライアルの初優勝をもぎとる

決勝リザルト

1黒山健一YAMAHA FACTORY RACING TEAMYamaha減点16/クリーン5
2野崎史高Team FwO with YAMALUBEYamaha減点21/クリーン5
3氏川政哉TEAM MITANI HondaHonda減点22/クリーン5
4柴田暁TEAM TRRSTRRS減点24/クリーン3
5小川友幸TEAM MITANI HondaHonda減点26/クリーン4
6廣畑伸哉GASGAS with MITANIGASGAS減点29/クリーン3

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