MX2チャンピオンがAMAにフル参戦―― KTMファクトリーからトム・ビアルが250SXイーストへ

2023年のAMAスーパークロスに向けて、KTMの参戦チーム体制が発表されました。Red Bull KTM Factory Racingより、450クラスにはクーパー・ウェブ選手／マービン・ムスキャン選手／アーロン・プレシンガー選手の3人が出場。250SXウエストにマキシマス・ボーランド選手、250SXイーストには、新たにチームに加入した、モトクロス世界選手権MX2クラスチャンピオンのトム・ビアル選手が出場します。ビアル選手はこれがAMAスーパークロス初参戦となります。MX2王者が見せるAMAでの走りに期待が高まります。

なお、2023シーズンからAMAスーパークロス／モトクロス開催後に、第3のAMAシリーズ「スーパーモトクロス・ワールド・チャンピオンシップ」が開催され、KTMファクトリーではこのSMXシリーズに参戦することを表明しています。スーパークロスとモトクロス、両シリーズで獲得したポイントの合計によってエントリーの権利が与えられる、事実上のSX/MX頂上決戦シリーズ。通常はシリーズ中にランキングが確定すればあとは消化レース的にこなしていくのが一般的なイメージですが、トータルでのポイントも求められる新フォーマットになることで、シリーズ終盤のライダーの動きがどう変わるのかにも注目です。AMAスーパークロスシリーズ初戦は2023年1月7日、カリフォルニアのアナハイムで開催。

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