日本のJNCCと本場アメリカのGNCCが、1年に1度おこなってきたライダーの相互派遣がコロナ禍をあけてはじめて実現する

参加者数ゆうに1000名超え。世界最大のクロスカントリーへ挑戦

画像: とにかく参加台数がとんでもない!!!

とにかく参加台数がとんでもない!!!

この10年、日本で最も参加台数を集めてきたオフロードレースと言えばJNCC(ジャパン・ナショナル・クロスカントリー)であることに異論を挟む余地はないだろう。すでにその兄弟シリーズであるWEX(ウィークエンドクロスカントリー)が関東と関西で開幕しており、それぞれ400名以上の参加者を集め例年を超える盛り上がりを見せている。そんなJNCCの本場アメリカ版がGNCC(Grand National Cross Country)なのだが、そのスケール感はさすがアメリカというべきかとてつもなく巨大だ。東海岸のみでの開催にもかかわらず、1戦につき1000名を超えるエントリーを集め、ライダーのレベルは軒並み高い。かつて、日本で向かうところ敵なしの常勝を誇った小池田猛が、単身GNCCにチャレンジしながら大変苦戦を強いられていたことも記憶に新しいところだ。

JNCCはGNCCと強固なパートナーシップを結んでおり、毎年相互にライダーを派遣しあってきた。コロナ禍でその活動も途切れてしまっていたが、2023年は3年ぶりにこの派遣活動が再開することになり、馬場大貴(2021、2022年JNCC AA1クラスチャンピオン)・鈴木涼太(2022年JNCC AA1クラスランキング8位)の2名が開幕戦のビッグバッグ(サウスカロライナ州)へ参戦する。

画像: パドックの充実ぶりもさすが本場

パドックの充実ぶりもさすが本場

画像: こちらはユナディラのGNCC。モトクロスコースをベースにしているが、それでも超巨大なコース

こちらはユナディラのGNCC。モトクロスコースをベースにしているが、それでも超巨大なコース

馬場大貴「3年前より戦えるはず。準備は整っています」

画像: 馬場大貴「3年前より戦えるはず。準備は整っています」

馬場がGNCCへの派遣の件をJNCCから聞いたのは実はコロナ前のことだった。「ISDEや東南アジアのレースに出たことがありますし、モトクロス時代はアメリカでトレーニングもしていたので、海外遠征はだいぶ多くこなしてきました。3年前にGNCC派遣が決まったときは、少し時間が欲しいと思っていましたけど、思いがけずコロナで3年の猶予ができてハードエンデューロの練習なんかもできましたし、GNCCの難しいコースにも対応できると思います。

スケジュールにあまり余裕が無い中で、事前に現地でマシンに乗る時間もなんとか作れそうです。アメリカって色々イレギュラーなことが起きる国なんで、それもどうなるかわかりませんが(笑)、できるだけのことはやってきたいなと思っています。

現地からは時間があればSNS(Twitter @DADAYAMAAA、Instagram @daikebabaでいろいろ流したいと思っています。ぜひ応援よろしくおねがいします!」

鈴木涼太「アメリカのライダーたちから、たくさん吸収してJNCCに活かしたい」

画像: 鈴木涼太「アメリカのライダーたちから、たくさん吸収してJNCCに活かしたい」

馬場とは8歳差、JNCC若手筆頭の鈴木はこのGNCC派遣が初めての海外渡航。「パスポートも取っていなくて、1月にようやく家に届いたんです。去年の最終戦にGNCC派遣が決まったよって言われたんで急いで準備しました! 基本的には不安しかないし、何もわからなくて……。ダイキくんとは一緒に練習したりする仲ですので、いろいろ教えてもらいながらいこうと思います。

去年の4月から職場を変えたことで日曜しか休みがなくて、バイクに乗れる機会が少なくなってきてしまっているんですが、やれる範囲内のことはしっかりできたかなと思っています。アメリカのライダーたちがどんな走りをするのか、すごく興味深いなと思ってますし、テクニックとか吸収できればいいですね」

二人が参戦するプロバイクレースは、現地時間2月19日の13:00(日本時間2月20日早朝4:00)スタート予定。

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