HySE(Hydrogen Small mobility & Engine technology:技術研究組合水素小型モビリティ・エンジン研究組合)が、2024年のダカールラリー「ダカール2024」に、水素燃料エンジン車「HySE-X1」で参加することを発表しました。

HySEとは、日本を牽引するモビリティカンパニーであるカワサキモータース株式会社、スズキ株式会社、本田技研工業株式会社、ヤマハ発動機株式会社、トヨタ自動車株式会社が、水素燃料車の共同技術研究のために合同で設立した組合。

今回参加するカテゴリーは、カーボンニュートラルな次世代パワートレインの技術開発をメーカーに促す「Dakar Future Program」の一環として新設された、「Mission 1000」です。
HySEはここに研究開発段階にある「HySE-X1」を投入することで、過酷な環境条件下での問題抽出を行い、水素エンジンの基盤技術構築を進めるほか、HySEの存在やその取り組みのアピールも狙っています。

使用される「HySE-X1」は、排気量998ccの水冷4ストローク直列4気筒スーパーチャージドエンジン/DOHC 4バルブの水素燃料エンジンを搭載。フレームは協力会社であるベルギーのオーバードライブレーシング社のものをベースとしており、そこに水素燃料タンクや燃料供給系統の設置のための改良を加えています。

この車両は10月26日から11月5日まで東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショー2023のモータースポーツプログラムブースで展示される予定です。

HySE理事長:小松 賢二(ヤマハ発動機 執行役員 技術・研究本部長)
「このたび、歴史と伝統のあるダカールラリーに参加することとなりました。研究の成果を分かりやすい形で伝えたいという思いがあり、今回のラリー参加を決断しました。過酷な環境下での課題を洗い出し、技術を磨くことで、一日も早く水素エンジン小型モビリティ成立に必要な技術テーマを解決するべく、組合員一同力を合わせて頑張っていきますので、応援の程よろしくお願いいたします。」

画像: 水素燃料車でダカールに、モビリティカンパニー5社が集うHySEが発表

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