ディーガン、2026年はアウトドアシーズンから450へスイッチ。ついに始まる宿命の大戦

モンスターエナジー・ヤマハ・スターレーシングは、弱冠19歳のスーパースター、ヘイデン・ディーガンとの複数年契約更新およびディーガンの450クラスへのステップアップを正式に発表しました。

このスイッチは段階的に行われ、2026年のスーパークロスシーズンは引き続きYZ250Fでタイトルを狙い（450クラスのチーム体制下で参戦）、その後、夏のプロモトクロスと秋のスーパーモトクロス・ワールドチャンピオンシップ・ファイナルからYZ450Fに乗り換え、プレミアクラスでのキャリアを本格的にスタートさせる計画です。

ディーガンは「モンスターエナジー・ヤマハ・スターレーシングと再契約できて興奮している。計画ではスーパークロスは250で戦い、その後モトクロスとSMXで450クラスにステップアップする。この機会に感謝しているし、これまで以上に興奮している」とコメントしています。

チームからの期待も高く、モンスターエナジー・ヤマハ・スターレーシング450チームマネージャーのリッチ・シモンズ氏は「来年の夏、ヘイデンが450クラスに加わることを楽しみにしています。彼が250クラスで成し遂げた成功を継続できることを期待しています」と語りました。

現在、450クラスはジェット・ローレンスが絶対王者として君臨中。今季スーパークロスシーズンは怪我でタイトルを逃したものの、圧倒的な実力はある意味シーズンを面白くないものにしてしまっているという見方も。ディーガンが得意とするアウトドアシーズンから450クラスへステップアップすることで、ジェットVSヘイデンの名勝負が生まれることを期待しましょう。