市販エンデュランサーベースで、結果を狙いに行くダカールのヤマハ
トップチームであるKTM、ハスクバーナは市販車とは異なるラリー専用マシンを開発してきた。そして、ホンダは2014年からラリー専用マシンを開発してきた。どちらも、KTMはオーストリアで、ホンダは日本で、メーカー本国のいわば「ファクトリー活動」をおこなってきたわけだ。ところが、ヤマハの場合はそうではない。長い参戦歴史を誇るものの、同社のエンデュランサー(モトクロッサーをベースにして、公道走行を可能にしたエンデューロ用パッケージ)WR450Fをヨーロッパヤマハがモディファイする形でファクトリーマシンを作ってきた。
The 2019 WR450F Rally
今年は、ステージ3でトップタイムを出...